かつらぎ町での水道問題の質疑
決算委員会が開かれ、行われた質疑の最後は上下水道課となった。施設の全部更新をふまえたアセットマネジメントと10年間の経営戦略、この2つをふまえた水道ビジョン、今全国では、水道の法律改正をふまえて施設の強化と耐震化を柱とした計画の策定が進められている。かつらぎ町もアセットマネジメントを策定し、来年は経営戦略を策定、水道ビジョンの見直しへと動いている。かつらぎ町の隣の橋本市と紀の川市は、水道料金の値上げへと舵を切って、橋本市では9月議会で値上げ案を可決し、紀の川市では値上げ案を12月議会に上程しようとしている。
こういう状況の中で我が町、かつらぎ町はどうしようとしているのか。かつらぎ町のアセットマネジメントでは100億円の維持管理更新ということになるようだが、会計の状況で言えばとてもその通りにはできないことが確認され、経営戦略も身の丈に合ったものにしようとしていることが質疑を通じて明らかになった。
アセットマネジメントに危機感を募らせて、経営戦略もできていないし、水道ビジョンの見直しもしていないのに暴走した橋本市、アセットマネジメントをふまえ、経営戦略を見直し、ビジョンの改定を行って18%値上げを打ち出そうとしている紀の川市と比べると、かつらぎ町は違う道を進もうとしている。このような態度が住民生活をふまえた自治体の態度だと思われる。
ぼくは、結論の一つとして、「中央構造線上の直下型地震が想定されている中で、縦揺れに対して耐震改修がどれだけの意味を持つのか、きちんと見極めた上で経営戦略を立てるべきだ。強靱化と耐震化が法改正によって柱とされたが、耐震化を柱としない経営戦略にすることは可能なのか」という主旨の質疑を行った。
課長は、「耐震化をすべて行わないということはできないが、そのことも検討して計画を立てるようにしたい」という主旨の答弁を行った。
さて、こういう流れで水道を捉えているが、新町長はこの動きに対してどういう認識で臨もうとするのか。このことを注視する必要がある。










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