カーナビの交換。AppleのCarPlay
朝起きて車のエンジンをかけると、カーナビの電源が全く入らなくなっていた。完全に壊れた。11年でカーナビが壊れたことになる。古いカーナビをネットオークションで買うか、それともAppleのCarPlay(カープレイ)に対応したオーディオディスプレイを買って、カーナビ代わりに使うか少し調べてみた。
朝9時35分に海南市に行き、岡議員の後援会ニュースの配布に行った。ゼンリン地図を頼りに、3時間ほど歩いた。土地勘がないので地図だけが頼り。家がくっついているのに、玄関がどちらも反対側の道に面しているので、ぐるっと回らないとポストにたどり着かない。最後に歩いた地域は、小さな川で地域が分かれていて、橋が架かっているところでないと反対側には行けなかった。歩いた距離は12キロメートルほどだった。岩出市でビラまきに行って歩き通していると20キロメートルを超えたことがあったので、まだ歩行距離は短かったが、かなり疲れた。
歩き始めたとき、左足のふくらはぎに違和感があった。足がつった後遺症のような感じだった。お昼長浜ラーメンを食べて、少し休憩してから歩き始めると、かなりふくらはぎの違和感はなくなり、配布終了時点では違和感が消えていた。予定していた活動を1時間ほど早く切り上げることができたので、橋本市まで車を走らせてオートバックスに行った。
カーナビは高いし、データの更新にもお金がかかることもある。それなら、iPhoneの画面を写してカーナビを使う方がいいなと思った。それに車が古くなっているのであと何年シエンタに乗るか分からないので、高いカーナビは敬遠することにした。
新しい車を買ったときにも、このカーナビが使えたら思いつつ、物色していると、おそらく1台それらしきものがあった。カウンターに歩いて行き、「iPhoneのカーナビを写すような、オーディオはありますか」と尋ねた。
女性の店員さんが、「探してみますね」と言い、1台ありましたと言って持ってきたのがケンウッドのDDX5020Sというものだった。自分で物色したときに見つけていたのはカロッツェリア(パイオニア)のものだったが、まあいいかと思って「いくらですか」と尋ねた。「3万8000円です」という答えだった。
「今日はできればつけて頂きたい」とお願いすると、「部品があるかどうか見てきますね」と言ってしばらく待たされた。
「これでつなげることができると思います」と部品を見せてくれ、「車を見せて頂きたい」というので車に案内した。
「カーナビはワイドですが、隙間を埋める部品があるので大丈夫だと思います」
彼女は、カーナビを見てそう言った。まつげが綺麗にカールされていた。
「他の車の整備の合間にするのでお時間いただいてもいいですか」
というので、「6時までなら」と言い待つことにした。
1時間半ほど時間があったので、車からMacの入った鞄と本を2冊運び出した。待っている合間にDDX5020Sの評価を見てみた。かなり高い評価が並んでいたので安心した。
整備作業に入ると整備員の方から「カーナビの盗難防止のキーはありますか」と問われ何のことか全く分からなかった。結局「カギを壊しますね」と言うことになって、壊すのに時間がかかるようだった。それでも6時きっかりに作業が終わってほっとした。
6時25分から始まる演劇鑑賞会に間に合った。今日の演目は「ひとごろし」。山本周五郎。ぼくは、ロシアによるウクライナ侵略と重なって演劇を見ることになった。




今日も友人から、日本共産党は今度のロシアウクライナ戦争についてどういう態度か、という質問があり、俺は日本共産党は毎日しんぶん赤旗で激しくロシアを非難している、という話をすると、友人は以外な反応を示し、
「日本共産党とソ連は仲が良かったんじゃないの?」
という返事が返ってきた。こういう人が結構おるのだ。
「ロシアは共産主義の国ではない。そもそも、日本共産党は旧ソ連時代に、どの党よりもソ連は共産主義とは程遠い独裁国家だとして激しく対立し批判してきたのだ」
と説明すると、友人は驚いていた。
矢張り、反共攻撃がどこかで行われておるのかもしれん。俺はその友人に噛んで含める様に共産党の立場を30分程かけて説明すると、やっと友人は納得したようであった。
しんぶん赤旗の普及を急がんといかん様だ。
生半可な知識を持っている人程、この傾向がみられるというのも、ひとつの特徴だ。
話は途中、横道にそれベトナム戦争の話になり、映画「いちご白書」の話にもなったりした。
ロシア=独裁=社会主義と思い込んでいる人が結構いるようですね。資本主義で独裁になった国はかなりあり、戦前の日本、ヒットラードイツ、イタリアのムッソリーニ、スペインのフランコ、韓国の全斗煥や朴正煕、まだまだたくさんあるでしょう。
一方、社会主義国と呼ばれる国が一党独裁になり、自由と民主主義に制限をかけていたことが普通だったので、多くの人は社会主義=独裁だと思っている人も多いと思われます。
日本共産党は、資本主義の発展としての社会主義は自由と民主主義の発展を前提としたものであり、自由と民主主義のない社会主義というものはあり得ないという立場です。これは、労働時間の短縮によって、個人の自由が拡大し、自由の国が拡大することに基礎をおく社会だという展望をもっていたマルクスに由来するものです。
社会主義革命を成し遂げたソビエトが、スターリン以後、大ロシア民族が少数民族を抑圧し、一党独裁の元で専制と抑圧の社会になっていったこと、それをモデルとして出発した中国もそういう国になったことなどによって、社会主義には自由と民主主義がないと思い込んでいる人は多いと思います。
日本共産党は、社会主義はまだ人類史上誕生していないという認識をもち、資本主義の中で培われた民主主義や個人の尊厳の尊重に基礎をおく社会主義が誕生するという見通しを打ち出しています。しかし、日本共産党が、こういう展望をもっていることは、まだまだ知られていません。
さらに、日本の今の現実が、北朝鮮やロシアのような独裁政治に向かっていることを感じ取っている人は少ないのではないでしょうか。
プーチンの独裁は1日にしてできあがったものではなく、選挙を通じて、大統領の権限や任期を延ばしてきた中で実現したものでした。これと同じようなことが、すでに日本で始まっています。
自民党は、いま、集団的自衛権の行使が憲法違反ではないという法律をつくり、共謀罪をつくり、自衛隊の役割を憲法に書き込もうとしています。今年に入ってからは、先制攻撃を引き起こせる敵基地攻撃能力をもとうと画策し、アメリカとの核の共有さえありだという議論まで起こしつつあります。憲法改正の重要な柱に緊急事態条項を組み込んで、緊急事態になれば国会を開かないで法律と同じ効力をもった政令を内閣が発せられるようにすることも検討しています。緊急事態条項ができれば、国民を緊急時に動員できる法律、有事法制がいよいよ稼働できる所まで行ってしまいます。
ロシアによるウクライナ侵略にかこつけて、日本をロシア化しようとする計画は、何としても止めなければなりません。戦争か平和か、まさにこのことが問われるような情勢が、目の前で展開しているのが日本の現実ではないでしょうか。
まあ、東芝さんの言われた通りの説明を俺もした訳ですが、論理がまとまらず「いちご白書」の話までしてしましました。
誤解がかなりあると思います。これを解消するためには矢張りしんぶん赤旗の普及を早急に勧めなければなりませんね。
俺の話の中では、ASEANの話もしたのだが、東シナ海の話も大事だが、南シナ海問題はもっと大事である事を説明した。台湾有事の問題だ。この問題は中国が内政干渉でもつれた場合、いざ戦争となったら必ずアメリカが出て来るので大変な事になると話しておいた。またぞろベトナムの様な事になるのではないか。中国とアメリカの代理戦争という事になると、核は使えないので、悲惨な戦争になる。
矢張り、ASEANを巻き込んだ、日本の平和憲法9条による平和の構築が喫緊の課題だと思う。
全く関係ない話であるが、今日17日の赤旗の「ほんだな」という欄に舟橋三十子著の
「和音の正体」という本の紹介があった。読んでみると面白そうであったので早速注文した。これだから赤旗は面白いのだ。
それと、赤旗の非常に重要なコンテンツに、囲碁と将棋の新人王戦の棋譜が毎日記載されている事をほとんどの人が知らないと思う。新人王のタイトルは棋士が1生に1度しか取れるチャンスがないと言われる誰もが欲しがる重要なタイトルであるのだ。これを見せて新聞の普及に利用する手があるのだ。これを利用しないなどもったいない。因みに俺は囲碁3段である。
囲碁3段とはすごいですね。和音の正体の本の書評は読みました。娘が好きそうなテーマです。
その通りですね。台湾の話になると、「いてまえ」なんていう話ではなくて、どんなことがあっても中国とアメリカの戦争を避ける必要があるという話を、いつもしています。軍事力強化なんて話ではないということです。そういうことを考えていない人が多いですよね。
全くその通りですね。
囲碁3段なんて大した事ないんですよ。俺の知り合いに7段という人がいて、碁盤上の四つ角の星に石を置かせてもらって、コテンパンにやられていますから。