最初から言ってよ、と思った。

雑感

ドアを開けた。
「1人です」
「空いているお席にどうぞ」
高野口の大野にあるジョイフルは、かなり喧噪の中にあった。休みなのでお客さんが多い。
メニューを開くと、ハンバーグなどランチタイム時は、ご飯は無料と書かれている。休みの日もOKとある。
それで、
iPhoneを手に取って、お店のQRコードを読み込んで、商品番号を入力した。しかし、無料のご飯を付けようと思って操作をしても、有料のご飯でなければ選択できなかった。頼むハンバーグだけなら1000円ほどですむのに200円以上もアップするのはいかにももったいない。
格闘すること5分以上。何度も注文とキャンセルを繰り返して、結局あきらめ、ボタンを押した。
待っていると女性の若い店員がやってきた。メニューを指さし、ご飯を注文した。
「ゴールデンウィーク中は、ご飯の無料サービスをやっていないです」
なんじゃこりゃ、という表情は出さずに、
「分かりました。ご飯を一つ」
「かしこまりました」
となった。

お店の入り口のドアのところに、「ゴールデンウィーク中はご飯・パンの無料サービスは実施していません」と書いてほしいものだ。そう、「最初から言ってくれればいいのに」ということだった。

喧噪の中でご飯を食べ、そのあと佐々木憲昭さんの赤旗連載記事6本を読んだ。日本の独占資本主義、巨大独占は、国内の設備投資を縮小しながら、同時に海外投資を強め、株式資本主義に移行して、株主のために株価をつり上げるということを繰り返し、極めて金融的に寄生性を強め、利益を蓄積しながら、日本社会を破壊してきた。田舎の衰退は、この中で発生している深刻な現象だ。それが、この特集を読んだ感想だった。

雑感

Posted by 東芝 弘明