2つの議会から視察に来ていただいた

岩手県雫石町と福島県大熊町から議会だよりの視察に来ていただいた。2つの議会の視察を同時に受けたのは初めてのことだった。視察に来たいという依頼はたくさん来ているが、議会の改選があるので、7月の対応が不可能になってきたので、お断りせざるを得なくなった。来ていただいた議会には、かつらぎ町議会の議会だよりから何かヒントを掴んでいただき、紙面改善に繋げてもらえたらと思っている。
今回は、岩手県雫石町は内陸の町から飛行機で来ていただいたし、福島県大熊町も飛行機で来ていただいた。大熊町は福島第一原発のある町だった。この街はまだまだ復興の真っ最中の町だった。人口1万人弱の町のうち、1207人以外の人々は、まだ全国で避難生活をしている状況にある。2011年3月の震災と原発事故から15年が経っているが、たくさんの困難を抱え、まちづくりに努力されている町だった。昨年の町村議会議長会主催の広報全国コンクールで第2位になったことによって、全国の議会から注目されるようになった。このことによって、多くの議会と新たな縁が生まれている。この縁を大事にしたいと思う。
議会だよりが発行されて26年。かつらぎ町議会の議会だよりは、徐々にその内容を充実してきた。緩やかに発展してきた議会だよりの1号1号への思いは深く、紙面には議員みんなの努力が織り込まれている。いつもメンバーと一緒に編集しながら感じるのは、1号1号に編集のドラマがあるということだ。
「この写真はこうやって撮りました」
「このPageのこの見出しにはこんな思いが込められています」
語り尽くせないほどの思いと思い出が詰まった議会だよりの一つ一つは、作成している議員と議会事務局の結晶のようなものだ。同時に積極的に、果敢に、争点のある世界をそのまま描く努力を行っている。改革に終わりはないが、エッジの効いた紙面は、間違いや誤りを犯し、ときには物議を引き起こしてきた。今回の最新号にも、東芝弘明という委員長名でお詫びの記事を掲載している。今回は、編集上のどこに誤りがあったかを明らかにし、文書を作成し、その教訓を編集方針に盛り込もうとしている。
かつらぎ町の紹介をするときに丹生都比売神社と町石道と高野山が世界遺産に登録されていることを伝えることも多い。全国各地が真言宗でつながっていることも、相手方から教えてもらうこともあり、人と人との交流の妙を感じたりする。
2つの議会との研修を終え、一行を玄関まで見送った。タクシーに乗り込んだ視察の人々は、車の中から長い間手を振ってくれた。









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