【かつらぎ町】低学年にタブレットは必要ない

雑感

相談事があったので高野山に行った。気温は29度。これでかなり涼しく感じた。観光客も少なく町はひっそりしていた。役場の近くの喫茶店に入って話を聞かせてもらった。山内で食事をしてから山を下り、背ノ山のガソリンスタンドに行った。山に登って降りると燃費が悪い。給油した後、橋本に行った。学習会の会場を間違えて、教育文化会館に行った。ひっそりしていた。チラシを確認すると教育会館が会場だった。5分遅れて学習会に参加した。

デジタル学習指導要領の話だった。デジタル学習指導要領になると、全ての教師の便利で使い勝手のいい学習指導要領になって、教育が北海道から沖縄まで均質化するという話だった。子どもの具体的な状況に合わせた学習が奪われてしまう。
デジタル化を進め、1人1台のタブレットを小学校低学年から使い始めると、確実に学力が落ちるという話だったが、学力が低下するという話よりも、人間として培われるべき物に対する認識が積み重ならず、人間として必要な発達が阻害されるという話だった。ヨーロッパもアメリカもデジタル化が大きく見直され、紙と筆記用具による手を使った教育に戻しつつあるという話だった。しかし、長い年月デジタル化に依存すると、教師が筆算を教えられない、分数を教えられないという状況になるのだという。日本もデジタル化を推進して5年。タブレット教育への依存度がかなり高まり、深まっている。

子どもの脳は10歳までに基本が形成され、10代からは前頭前野が発達するのだという。マシンガントークで有名な古舘伊知郎さんの前頭前野は、他の人よりも発達しているという。この10歳までに脳が形成されるという重要な時期に、手書きを少なくし、タブレット学習を重ねると、人間としての脳の発達が阻害されるという話だった。以前、Geminiとやり取りをして、小学校5年生までは、タブレットを与えるべきではないとぼくが書くと、「そのとおりだ」という答えがGeminiから返ってきたことがある。今日の話は、正にそういう話だった。

現実は小説よりも奇なり。デジタル化をなんとかしなければならない。

雑感

Posted by 東芝 弘明