朝8時、前日準備 2005年7月29日(金)

笠田まつり

笠田まつりの前日準備が朝8時からおこなわれた。8時に笠田中学校に着くともうかなりの人が集まって動き始めていた。ぼくは、倉庫に格納されているお化け屋敷用のパネルを運び出すために、4〜5人の人といっしょに軽トラックの荷台に飛び乗った。現地に着くとコンパネを持ち上げたフォークリフトが動いていた。
倉庫には、ベニヤ板を縦に2枚貼り合わせた足つきパネルが平積みで奥から2列に並べられている。4人がかりでユニックに積み込んでいく。汗が吹き出してくる。
パネルの横には角材が積み上げられている。こっちの方は、軽トラックに積み込んだ。
お昼は、7人でジョイフルに行った。半分ぐらいは、昨日の笠田高校の決勝戦が話題になった。
地元高校が決勝戦に行くことの意味は大きい。笠田地域には笠田高校が母校だった人が多く、一気に郷土愛が吹き出してくる。みんな、わがことのように試合結果を見守り、歓声を上げくやしがり、心を動かしていた。
笠田まつりのコマーシャルも決勝戦まで流され、最大限アピールしてもらったことになる。
野球、テレビ放映、甲子園、スポーツの中でも別格扱いの野球への注目度は半端じゃない。
「優勝したら寄付を集めないと」
この意識もみんな共通のものだった。
共通の話題で大笑いした昼食会は楽しかった。
笠田まつりの準備を2時30分まで手伝って、役場に日曜版の配達に行った。役場の中にも笠田高校準優勝の余韻が残っていた。配達終了後、集金をおこなった。
郵便局に郵送の日曜版を出して、6時30分頃事務所に戻った。
7時15分頃帰宅。今日の夕食はイクラネギトロ丼。
「めっちゃすごいぜいたく、お母さん大丈夫?」
娘は大きな声でそう言った。
ご飯を食べると無性に眠たくなってきた。9時半頃うたた寝から目覚めて、小此木啓吾さんの「精神分析のおはなし」を読み始めた。
「人間は依存関係なしには生きられない」。刺激的な話からこの本は始まっていた。


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笠田まつり

Posted by 東芝 弘明