天川村に行った

出来事

娘が小学校4年の頃、天川村に遊びに行ったことがある。あれから16年が経った。17年前の10月27日に親子3人で天川村に行っている。こどもの日に、今度は夫婦で行った。いろいろなことをすっかり忘れているので、何もかもが新鮮だった。洞川温泉の温泉センターまで車で行くと、すでに11時30分過ぎで駐車場は満杯だった。あと車2台という状況でどうしようかと考えたが、車が出てくるのを待つと、15分もしないうちに駐車場に入ることができた。
洞川温泉の街道には、いろいろな店が建ち並んでいる。その街道を奥まで歩くことにした。温泉旅館がたくさん道の両側に並び、お客さんを歓迎する看板が並べられていた。
朝ご飯を食べない習慣を持っているぼくは、お昼前になると、尾長がすくのでご飯のことが気になる。
お昼どうするということを何度か話すと
妻は手作りパンのお店の前に立った。
「パンを買おう」
「えー、もうすぐお昼やで」
「なんか食べないとお父さんはご飯のことばっかりになる」
パンでも食べようということらしい。
塩パンとチーズパン、あんパンを買い、リンゴジュースとブラックの缶コーヒーを買った。
2階が見晴らしのいい場所で、上がってもいいという表示があったので、2階に上った。
窓の外に向けて椅子が置いてあったので、テーブルのある椅子に2人で座った。

この写真が、2階の窓から見えた景色だ。体育館と学校のような建物も見える。見えている山の中にハイキングコースもある。向かって左側のところに展望台が小さく見えている。

天川村の家々には赤い屋根が多い。
結局、お昼ご飯はパン食になった。食べてからもう少し、街道を散策して、竜泉寺に行った。このお寺の奥に「かりがね橋」につながるハイキングコースの登り口があったので、登ってみた。「かりがね橋」という吊り橋を渡り、展望台まで登ると、川の向かい側にあるパン屋さんも見えた。なかなか景色がいい。

山の中のハイキングコースでもある遊歩道は、巨木がたくさん倒れていたので、様々な対策が講じられ、通行できるように修復されていた。しかし、風や雨で倒れた木々が倒れたまま放置されていたので、驚くような景色だった。この写真も根から折れた木によって塞がれた道を修復した場所だ。

この木は、倒木によって塞がれた遊歩道を回復するために切り落とされたもので、木にはワイヤーが巻き付けられ、滑り落ちないように固定されていた。倒木した木々は、麓まで下ろすことができないらしく、至る所に放置されている。しかし、ハイキングコースを修復し、確保しようという天川村の意思を感じた。かつらぎ町が花園村に作ったトレッキングコースは、こんな風にして修復されていないんではないかと思ってしまった。回復しようと思えば、予算が必要になる。大きな予算が組まれた記憶がないので、そんなことが心配になった。

この写真は、「面不動鍾乳洞」のところにあるデッキから見た洞川温泉地区の町並み。この景色は16年前にも撮ったことがある。上が今回。下が16年前の写真。画像が上の方が鮮明なのは、iPhoneのカメラ画質が向上したため。山の雑木林のところは黄緑色の部分。秋になるとこの分が紅葉して、さらに綺麗に見える。16年前の写真は、まだ紅葉が始まる少し手前だった。

楽しい1日になった。が、持っていった眼鏡を失ってしまった。トホホ。


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出来事

Posted by 東芝 弘明