粉河高校生への訴え

出来事

曇り空。雨がぽつりときたかなと思うような中を、粉河に向かった。マクドナルドに立ち寄って、コーラのMサイズを注文し、民青同盟の目的や規約を読んだ。日本共産党をアドバイザーにしていると書かれている。「導き」よりもいいよねと感じた。若い世代が何を感じて生きているのかということがよく分からない中、宣伝に参加することとなった。せめて今の民青同盟のことを知った上で参加しようと思って、マクドナルドに行ったということだ。

粉河高校の中間テストを終えた高校生が駅にやって来るという時間を見計らって、10時に松原の横にあつまろうということだった。高校生が駅に来る気配を確かめるために門市議が粉河駅の北側にある正面玄関に行って、高校生が駅に来る時間を知らせてくれることになった。それまで松原のお客さんを相手に演説を行った。ぼくは、最近しゃべっている裏金問題について訴えた。九度山の伊丹議員はトーク調に話をした。この語り口はいいねと感じた。そのあと岩出の増田市議がマイクを持った。話が多面的だった。

演説をしている間に民青同盟の県委員長であるHさんに、どんな訴えをするのか話を聞いてみた。批判は受け付けない感じだという。ネガティブな話はしないでポジティブな話をするのだという。なるほどと思いつつ、増田市議に「ネガティブではなくポジティブに話さんとあかんのやって」と伝えた。

批判を前に押し出さないことが大切だということだったので、Hさんの訴えをじっと聞いた。若い人が何に関心を持っているのかという点で、意識調査などをしているので、話のテーマは、ブラックバイトや最低賃金、高すぎる学費の話、奨学金の話だった。なるほどと思いつつ、マイクを握った。
「戦争の話は意見が分かれている」と教えてもらっていた。かみ合うかどうかは分からないが、ぼくは戦争の話を訴えた。

戦争のリアルを知っていますか。という話をした。ウクライナの戦争やガザ地区へのイスラエルの攻撃という現実がある中で、防衛費を増額して日本を守る必要があると思っている人が増えている。これに対して、日本政府が準備している戦争のリアルは、かなり実態が食い違っている。日本は、防衛対応ではなく、アメリカと一緒に中国を攻めるための準備を始めている。ここに戦争のリアルがある。このことを伝えてみたかった。ただ、うまくいったかどうかは分からない。

粉河駅の和歌山行きのホームには、高校生がたくさん電車待ちで集まってきて、鈴なり状態だった。締めくくりにHさんがもう一度マイクを持った。話し終わると拍手も起こった。手もたくさん振ってもらった。宣伝は大成功という感じだった。


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出来事

Posted by 東芝 弘明