1時間の質問を1000字に押し込める

出来事

朝、まだ少し小雨がぱらついていた。日刊紙と日曜版20部程度を車で配った後、今度はホンダスーパーカブで残りの日曜版を配達した。自宅に戻ったのが7時10分頃、8時前に散髪屋さんに行った。2時間ほど散髪屋さんで髪を切り、黒く染めてもらって自宅に帰った。

日曜日は我が家の掃除日。今回は階段の拭きおろしと廊下、大広間と1階の一番奥の部屋の掃除が当番だった。これが終わるとお昼の準備が始まった。今日のデザートは、イチゴ大福だった。お店で買ってくるイチゴ大福は、1つ一つナイロンの包装紙にくるまれている。片栗粉がまぶしてあるのは、大福の生地がナイロンの包装紙にくっつかないためだ。ホームこたつの上で食べ始めると、片栗粉の白い粉が、テーブルにいっぱい落ちた。
「おとう、これはウエットティッシュで拭かんととれやんで」
娘がそう言った。
テーブルを拭くと綺麗になった。しばらくして事務所に行き、しばらくして一般質問の原稿をまとめた。字数は1000文字。この字数の中に1時間質問し、答弁してもらった実際のやりとりを納めるのはなかなか大変だ。結局は説得力のあった事例などは全部省くことになる。どうしてまあ、こんな風にツーと言えばカーというようなやりとりが実現するのかという醍醐味みたいなものは、全部綺麗になくなると言っていい。
2時半頃から7時過ぎまでかかって原稿を1000文字に納めた。4時間半ほど格闘したことになる。昨日の委員長報告にもずいぶん時間がかかり、質疑の原稿にも時間がかかった。合計で13時間ほど時間を費やした感じだ。

7時30分より少し前に自宅に戻ると、
「おとうさん、早かったね」
と妻が言った。

でもね。お昼に何を食べ、夜何を食べたのか。記憶が曖昧だ。
いや、こう書いた途端に思い出した。夜は、ぼくが酢豚を作って、3人の皿に取り分けたんだった。自分で作ったものも記憶に残っていない感じになったのは、原稿書きに精魂込めたからだろうか。


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出来事

Posted by 東芝 弘明