橋本市へ応援に行きました 2005年4月22日(金)

出来事

一年中で一番いい季節になってきました。
花が咲き、空気が澄んだ感じになっています。
家の前の花壇もにぎやかになってきました。
玄関の両脇に妻がプランターや鉢うえにパンジーなど(他の花の名前がさっぱりわからない)を植えています。
写真に撮ってみました。なかなか綺麗です。
午前中、役場に赤旗新聞を届けるための作業を行いました。午後1時から橋本市で葬儀があったので、喪服を着て葬儀に参列し、そのあと羽根春興さんの事務所に応援に行きました。
今日の応援はハンドマイクによる街頭宣伝です。女性のKさんと男の方と私の3人で城山台に宣伝に行きスーパー前で訴えました。
最初に訴えたのはKさんです。
この方は、新日本文学会の正会員で、過去に2回、小説が「民主文学」に掲載されたことのある方です。私は、この新日本文学会の準会員です。準会員と正会員の差には非常に大きいものがあります。会員になるためには、小説などの文学作品が認められなければなりません。準会員は、会費を払い「民主文学」を購読する方なら誰でもなれます。
日本共産党員になるための条件は、18歳以上で、党の綱領と規約を認める方で、党の組織に加わって活動する意志のある方となっています。この条件より新日本文学会の正会員の方がハードルが高い。文学作品が認められないと会員になれないというハードルは、なかなか壮大な壁だなと思います。
正会員は、私にとっては尊敬の対象です。
話が横道にそれました。
Kさんは、話し上手に羽根さんの紹介をおこないました。さすが文学会の会員だけのことはあるなと感心しました。
私もKさんの後でマイクを握りました。
「ぶち、城山台の、ぶち、ぶち、み、ぶち、ぶち、ん」
マイクを持ったとたんに音声がとぎれて、何を話しているのか分からなくなりました。
マイクが私を嫌っているような感じでした。
Kさんは、3時に城山台の中に友人のIさんが作っている「街っち箱」(ボランティアの老人デイサービスセンターのようなところ)に行かなければならないというので、切り上げて「街っち箱」に行きました。
「ここがそうです」
見ると、敷地の少し奥にログハウス風の建物が建っています。玄関に入ると、木の板を横に重ねているような壁を持ち、床も三角屋根の形のままの天井もすべて天然の木材を使った空間が広がりました。入ったところがリビングのような大広間になっており、木を平に削って作ったテーブルが2つ平行におかれ、周りを囲むように木製の椅子が並べられています。やや北向きの窓は、大きなガラス窓で、雑木林が窓いっぱいに広がっていました。窓側には、カウンターテーブルが作られ、この景色を眺めながらコーヒーやお茶を飲めるようになっています。
この「街っち箱」は、Iさん夫婦が、自費で建築したもので、ボランティアの方々が運営委員になって、昼食を中心にしたサービスを提供し、音楽会や、バスツアー、料理教室など各人の趣味を生かしてさまざまな活動がおこなわれています。お年寄りの方々が、集まって自由に交流しあい、支え合う場所が、この「街っち箱」だという感じでした。
以前、名古屋方面に視察に行ったときに、自治体が民家を借り上げてミニデイサービスの事業をおこなっていました。その施設の運営主体はボランティアサークルでした。この「街っち箱」も同じような施設だなと思いました。
かつらぎ町でも、こんな施設があればいいのになと思いました。こういう人の輪こそ、デイサービスの理想的な形なのかも知れません。
そこでコーヒーをよばれ、コーヒー代に200円(普通は100円。100円は気持ち)を払って、男の方と2人で柿の木坂方面にハンドマイク宣伝に行きました。
第1回目の訴えでも音声が途絶えました。
持ち主の阪本市議に連絡を取ろうということになって、電話を入れました。
「この前、雨に日に使ったよ」
こんな答えが返ってきました。
「なるほど雨のせいか」
男の方と2人、道の端で電池を取り出して、ハンカチで拭いてみました。
「柿の木坂のみなさん」──声がまっすぐ伸びました。
感度良好、音声明瞭。──完全復活です。なにせ、スーパーハンドマイクという名の大型ハンドマイクですから、復活すれば、音がかなり遠くまで鮮明に飛びます。
風が柔らかくなっており、日差しも暖かく感じました。綺麗に並んだ町並みと家々に植えられている緑がよくマッチしていて、気分がよくなりました。街の落ち着いた感じを楽しみながら、4回、演説をさせていただきました。
出てきて最後まで聞いてくれる方や、「羽根さんですね」といって挨拶してくれる女性の方がいました。ミニバイクで通りかかった方からは、明日の「励ますつどいに行くで」と声をかけてくださいました。
「訴えによく耳を傾けていただける」
そう感じました。
5回目の訴えを男の方がおこないました。
原稿を読みながら訴えていましたが、市民の声を市政に届けたいという思いが伝わってきました。
夕方、5時15分過ぎにかつらぎ町役場につき、車に積んでいた日曜版を配達しました。
7時前に郵便局に駆け込んで、郵送の日曜版を窓口に出しました。
本日の活動はこれで終わり。
自宅に帰ると刺身がテーブルに並んでいました。娘に「ただいま」というと、ドラえもんを夢中になって見ており、トーンもテンションも低く、「おかえり」とつれない返事が返ってきました。
娘も父親と同じように一点集中型人間みたいです。


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出来事

Posted by 東芝 弘明