雑感,本の紹介

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『空想から科学へ』の中にあるエンゲルスの資本主義の基本矛盾の規定に対し、不破哲三さんが長い研究の末に、この規定に異議を唱え見直しを行った。見直しのほぼ最終的な論理の組み立ては、不破哲三さんの『古典教室第2巻 第3課 エンゲルス『空想から科学へ』』で詳しく展開さ ...

雑感,本の紹介

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ゆっくりゆっくり読んでいた宮下奈都さんの『最初からその話をすればよかった』を読み終えてしまった。この方の本の紹介で、ぼくは5冊ほど本を買った。宮下さんの本についての文章は書評ではない。宮下さんは、紹介した作家の文章について感想を書いていることが多い。そこに惹か ...

雑感,本の紹介

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『はじめからその話をすればよかった』宮下奈都さんのエッセイを読み終えるのがもったいないので少しずつ読んでいる。終わってほしくない物語やお話がある。最初の方に書かれているのは日常生活のなかの思い出や出来事、途中から映画や本の末尾に書かれていたものや文芸雑誌「波」 ...

雑感,本の紹介

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数日前、アイリスオーヤマから修理に出していたサーキュレーターが戻ってきた。結局新品との交換になった。使用して1年が経つので保障期間がなくなってしまったが、全く新しい製品になったので嬉しい。長い間、つながらない電話を待って連絡した甲斐があった。 休みなので読みか ...

雑感,本の紹介

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『シングルマザーをひとりぼっちにしないために 〜ママたちが本当にやってほしいこと〜』を全部読めた。というか、読み出したら最後まで止まらなかった。夫婦間のDVで苦しんでいる女性がものすごく多いことにも驚かされた。男女の性的役割の違いを当然だと思い込んでいる人が多 ...

本の紹介

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齋藤孝さんの『文脈力こそが知性である』を読んだ。面白かったので、『語彙力こそが教養である』を買った。

雑感,本の紹介

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高橋源一郎さんの『丘の上のバカ』を読んだ。この作家のようにぼくは、自分の感覚に耳を傾け、それを見つめる努力をしているだろうか。というのがまず押し寄せてきた感想だった。 自分の心身を通じて発せられる「私」を主語にした言葉を本当に紡ぎだしているのだろうか。 この問 ...

出来事,本の紹介

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毎日新聞の10月25日の記事に次のようなものがあった。  毎日新聞が7〜9月にかけて実施した「第70回読書世論調査」で、過去の調査でよく読まれたり、戦後ベストセラーになったりした21の文芸作品を挙げ、読んだことがあるかを尋ねたところ、最も多かったのは夏目漱石の ...

本の紹介

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遅ればせながら「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」という本を読んでいる。構想は手書きでまとめる。短い言葉でヘッドラインを作る。3つにまとめる。敵を想定して戦い救世主を出現させる。 こういうところまで読んだ。 スティーブ・ジョブズのプレゼンは、文字の羅列がほ ...

本の紹介

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「真田丸」に触発されたことをこの前書いた。 今日は書斎の本棚を物色して村山知義の「忍びの者」を5冊探し出した。真田十勇士のことを題材にして書いた本は3冊。最初の本は、「真田忍者群」だ。村山知義は、1901年生まれ、1977年に亡くなった作家だった。『忍びの者  ...