施策の残骸?

雑感

最後の総務産業常任委員会があった。妙寺団地の建て替えと企業誘致、花園地域の花圃の里を視察した。現場を見ることは本当に重要だと感じた。座学では把握できないものがある。刑事が足を使って何度も現場に行き考えるというテレビドラマと同じ。現場に行くと立体的に見えてくるものがある。

花圃の里のバイオマス燃料の活用は、全く当初の目的を達成しておらず、木質バイオマスのペレットは全く実現していなかった。当時の自治体の長が要求すれば、十分な検討なしに仕組みが導入される。しかし、当初の計画は全く達成されずに今に至ることは多い。

あれは一体何だったんだろうという状態になる。議会議員が足げく現場に行き、事業を見届け、問題点を指摘する努力をしないと、やりっぱなしみたいなことになる。この木質バイオマスの事業に対し、今の町長には導入における責任はない。ただ、負の遺産に対する対応は求められる。

2年後の決算だけでは検証はできない。事業の起こりから現在の姿までをトータルに把握して、事業に向き合わないと見えてこないものがある。行政が行なっている事業に寄り添いながら、改善を求める意味は大きい。こういう点に議員の仕事の一つがあり、ここにメスを入れる意味は大きい。


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雑感

Posted by 東芝 弘明