明日が一般質問の日

雑感

原稿を書き始めたのは3時頃だった。妻が帰ってきた6時過ぎには、ほぼ書き上げるところだった。本を1冊読んだ。大阪万博の姿を知るために読んだいくつかの論考と1冊の本。大阪万博の話は、この万博にいいイメージを持っている人々も含め、どうしてこの万博には命に関わる危険があるのかを、輪郭を鮮明にしながら伝えるかというところに中心があると考えてきた。

全国各地で日本共産党の議員が、関西を中心に、大阪万博に子どもを連れて行くのはいかがなものかという質問をしていることだと思う。論点が受け止められないで、相手にこちら側の言いたいことが伝わらないまま、かみ合わないで終わるのか、そうではなく共産党の議員が取り上げている問題点が、きちんと相手に伝わりながら、何らかの実を結ぶのか。質問を通じて違いが生まれるだろう。

管理型処分場という、本来ならば立ち入り禁止の場所に50センチの土を入れ舗装をした上で、この場所を万博会場の駐車場として使うという、本来ならばあり得ない状況下で工事が進んでいる。土の中には有機物が大量に埋められており、その結果1日2トン、小学校のプール換算で9個のメタンガスが発生している。ガスを抜くために垂直に地面に差し込まれたガス抜き管が83本もあり、そこにガスを集めるための横管とよばれるものが碁盤の目のように張り巡らされた上に駐車場やフードコートや休憩場所が作られている。建物の中には4つの検知器が設置され、メタンガスの濃度を感知するようにしている。

このような場所が、本当に安全なのだろうかという問いは、そんなに難しい話ではない。いかにして切実感を持って、この話が伝わるか。ここに伝えるという点での中心点がある。大事なのは提示する資料による説得力だと思っている。万博協会が作成した資料とメタンガス爆発に関する同協会の見解。これが説得力を持つと考える。当局と視点が違う場合、どこが発信した資料なのかということが重要になる。万博協会自身による、万博開催期間中に爆発事故が起こることも想定しているという情報が、一番説得力を持つのかも知れない。

一番最後の質問者なので、もう一度、論点を見直す。そう思いながら寝ることにする。


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雑感

Posted by 東芝 弘明