日本共産党の活動改善

日本共産党が選挙に敗北して、議席が8から4になると、政策に問題があるとか、党の組織運営や党の体質に問題があるとかいう角度からの分析が盛んに出てくる。このような意見は、かなりバイアスのかかった意見だと思う。そんなところに問題がないのは、実際に日本共産党員として、活動している人間はよく分かっている。
日本共産党は上意下達の組織にはなっていない。党中央委員会は、こうしろ、ああしろ、ということは示してこない。いっしょに物事を考えるという姿勢に貫かれている。
組織運営はそうなっているのに、問題があるとすれば、党中央委員会が親切すぎて、全局を見ることのできる党中央委員会の見解が出るまで、党員が自分の頭で考えない傾向にある点だろう。
田村智子さんの演説を聞いたり、読んだりすると、それを要約し、原稿に書き一生懸命読み上げるような演説をする。それって、自分の頭で物事を考え、自分の言葉で語っているの?と思う。こういう思考停止の傾向は、党中央に無条件で従っているというものではなく、正しいと思っている党中央の言い方を真似していれば安心できるというようなものだろう。
中央委員会が明らかにする政策や論理は、自分というフィルターを通して、再検証する必要があるものだ。党中央の理論を学ぶ、政策を学ぶというのは、学びながら自分の頭で考え、自分の生きている現場で具体化するというものに他ならない。自分の生きる現場で具体化する力が弱いことは、大きな問題、課題だろう。
どのような政策も理論も、それは、具体的な事物を自分の力で分析する「導きの糸」として学ぶべきものだ。表現の仕方、論理展開の形を学ぶと、それは機械的な、感情のこもらない、死んだものになってしまう。
話題を少し変える。
ぼくは最近、AIのGeminiを多用している。物事を探求する上で、Geminiと会話することがものすごく多い。1つのテーマを探求していくと、Geminiが提示する論理が、日本共産党の政策であることが多いのに驚く。どうしてそうなるのか、改めて聞くと、探求していくとその多くが日本共産党の政策にたどり着くという答えが返ってきた。
日本共産党の政策は、政府の統計なども活用し、この問題の解決のためには、こういうアプローチが必要だというものだ。現状認識、分析の仕方、そこから得られる政策は、日本の知的財産の1つになっていると思われる。もちろん、党の政策は発展途上にあるものなので、完璧なものではない。しかし、科学的なアプローチの仕方として「正しい」というのが、Geminiの評価だった。日本共産党の政策を組み立てるときの分析の仕方は、今後も大いに行っていただきたいというのが、Geminiの評価だった。
しかし、この政策を有権者にどう訴えるかという課題になると、Geminiは、自民党やアメリカ、財界の批判をするのではなく、課題に対して問題を解決する展望を示すべきだというアドバイスだった。今の時代、国民の生活が極めて苦しいので、敵のように相手を見立てて、手厳しく批判するというやり方は、聞く方がしんどくなり、「聞きたくない」という傾向があるというのだ。
では、科学的な分析の仕方を捨てるべきなのかを聞くと、政策分析の仕方は正しいので大いにこれからも行っていただきたい、しかし、政策をどう見せるかという点では、appleのプレゼンのように課題を解決する政策を大いに語って、日本をこう変えるという展望を示せということだった。
appleは、最初のころは、IBMを対象にし、IBMを批判しながらappleの良さを見せていたのだという。ジョブズがappleに復帰したときに、このような宣伝の仕方をやめ、アップルの製品で何が実現するのかを押し出すものになった。日本共産党の政策の見せ方をapple流に変えれば、人の心に届くと言われた。
では、Geminiのいう宣伝の仕方を、ずっと続けることになるのかを問うと、「そうではない」とGeminiはいい、今支持を伸ばしている政党が、現実を変えることができなければ、訴え方も元に戻るだろうという展望を示した。つまり、現状認識、それを阻んできた政治、展望はここにあるという訴えが人の心を捉える時代が、将来、再びやってくるというのだ。
しかし現在の訴え方は違うのだという。appleは、製品開発のための膨大な認識を詳細に明らかにした文書を作りつつ、プレゼンは全く違った方法で組み立てて訴えている。日本共産党も、こういう2段構えの政策の作り方、訴え方をすべきだということだった。
そこでGeminiが聞いてきたのは、日本共産党が一番信頼していることは何かという問いだった。ぼくは国民主権への信頼だと言った。それは素晴らしいということになった。Geminiは、この日本共産党の国民への信頼を表に出して、いっしょに政治を変えようという訴えから始めればいい。そうすれば肯定的な話から訴えを始めることができると言った。なかなか面白い。
結論として、住民といっしょに政策を作って、いっしょに政治を変えようというように活動を発展することも提案してきた。住民こそが政治の主人公だということを、活動の軸に置いて、住民といっしょに政治を変えようという提案は、非常に大切だと感じた。
日本共産党の何をどう変えるべきなのか。Geminiの提案は、面白いと思った。








ディスカッション
コメント一覧
俺なりに考えてみた。
先ず、政策が間違っていたのではないか? 7時間労働にして余暇を楽しもうと言うのだが、この目玉政策が失敗したのでは。現実はダブルワークをせざるを得ない貧民層に響かなかった。何をゆうとるかと。日本共産党の目新しい政策だが、世間的にはずれている。無論、所得を上げて7時間働きましょう、と言う事だろうが、有権者に伝えられなかった。大企業の社員にはいいだろうが、9割は中小零細企業なのだから、何を寝ぼけた事を言うとるか、ととられた可能性がある。今コンビニに行くと外国人労働者が可成りおる。人手がないのだ。ここを間違ったので、これは痛い。それに加えて共産党の悪い所だが、ネガティブ宣伝が下手で、他党の、これは高市早苗だが、与党に投票したらこうなりますよ、と対話が出来たのか。そして自民党が我が共産党に根も葉もない攻撃をしておるが、それは虚偽であると伝えたか。真実は真逆であって、自民党こそが巨悪で自民党が政権を取るとこんな世の中になりますよ、と伝えたか。
まあ、こんな事をここに書いても後の祭りだが、4議席というのは最低の基礎数だろうから、これ以下になる事はないだろうが(つまり、共産党員の数でしょう)沈んだら生きる為に、息する為に浮かび上がらなければならず、これは自然の法則だ。まあ、頑張ってください。
ついでに、中道改革について書いておくと、名前が良くない。国民は「中道」とはなんぞや? と思った筈だ。俺も分からなかった。中道左派とか中道右派、とは聞くが「中道」という単語を理解出来なかったのではないか。右派でもない。左派でもない。真っ直ぐ行くのだ、と言っても理解出来ない。俺も考えたが分からない。つまり保守と言う意味か。保守であれば、自民党こそ保守であって、保守党という名の政党があるぐらいなので、国民は区別がつかなくなる。一体、この名前は何がいいたいのか、困った事に誰も分からなかった、というのが、本当の事ではなかったろうか。人間は真ん中の道を真っ直ぐ歩いている訳ではなく、いかほどか傾いて生きている訳で、言葉を無理矢理解釈するならば、中庸という意味で使ったのであれば、それならば、国民に無理な事を言っている訳で、そんな、中庸なんて、そんな事無理です、と言われるのがオチである。聖人君子じゃないんだから、と無視されるのが当然ですね。名前というのは大事で野田は政治テクニックが下手であるな。国民の頭の中が???となったのであろう。