スティーブ・ジョブズのプレゼンに学ぼう

本の紹介

遅ればせながら「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」という本を読んでいる。構想は手書きでまとめる。短い言葉でヘッドラインを作る。3つにまとめる。敵を想定して戦い救世主を出現させる。
こういうところまで読んだ。

スティーブ・ジョブズのプレゼンは、文字の羅列がほとんどない。箇条書きさえない。画面に出てくるのは、キーワードと映像だ。レジメのようなものは、作っていない。
3つにまとめたテーマは、口頭で伝え、一つ一つ説明するときに、キーワードだけ画面に映す。

そう言えば、テレビは昔から映像を使った、「プレゼンテーション」を行って来た。文字は短いテロップだけ。あとは登場させた人物の話や映像、資料を画面で見せるときも、資料のごく一部、ほとんど1行赤線を引いてみせるだけ。
PowerPointやkeynoteは、多くの人々を前に説明を行うスライドとして世に出たが、多くの人は、会議用の資料を見せればいいという考え方だった。従って、ものすごくたくさんの情報を詰め込んで見せるということをしていた。

スティーブ・ジョブスのkeynoteの使い方は、聴衆の前で語るときに、テレビ映像を駆使して説明するのに似ている。方法は、NHKなどのドキュメンタリーの手法に近い。

ぼくの一般質問資料は、情報を詰め込みすぎているということだろう。ただし、プレゼンテーションではないので、簡潔に言いたいことをイメージで伝えるということを重視して資料作成に当たることにしたい。人間は、文字よりも図形や絵の方が理解をしやすいということがあるということも念頭に置いて。3つにまとめるというのは、役に立つ考え方だ。せいぜい3つか4つ。これ以上提示しても人間は一度に理解できない。

本はあと半分。少しは役に立ちそうだ。

[amazonjs asin="482224816X" locale="JP" title="スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン"]

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

本の紹介

Posted by 東芝 弘明