より見やすく、読みやすく、心に届く議会だよりを

雑感,出来事,かつらぎ町議会

議会だよりの編集委員会。新しい編集方針による編集作業が、みんなの中に定着したので、スムーズに進行できるようになった。手際の良さは見事なくらい。今回の会議では、議会だよりがフルカラー化されたあとの会議だったので、住民からの意見を出し合ってから編集作業に入った。読みやすくなったという評価が多かった中で、「表紙にひかれ、中を読んだ」という感想もあった。「見出しがネガティブ」「見出しが堅い」「内容は文字が多い」「カラー化したので予算が増えたのではないか」などの意見もあった。予算は増えたのではなくて減った。年間にして250万円ほどの予算が200万円ほどになろうかと予測している。

今回の議会だよりには、伊都消防本部に3人の女性消防士が誕生したことと消防団に光を当てた特集記事、16人の新人町職員の議会傍聴のコメントが顔入りで掲載される。あの質問はどうなった?という追跡も載る。特集記事が3つ載せられることになる。多くの町民が登場する紙面は今までと同じ。7月1日には、京都の精華町から視察に来ていただく。
弁証法の法則の一つに否定の否定というものがある。議会だよりは、「議員がレイアウトしない」という編集方針が変化して、「議員によるレイアウト」に移行し、今また「議員はレイアウトをしない」という方針に移行した。レイアウトとは何かということを十分体験した中で「レイアウトをしないで印刷会社の提案を受ける」という形に移行した。これは否定の否定という形になっている。以前の「議員がレイアウトをしない」と今の「議員はレイアウトをしない」という内容の違いには「が」と「は」の違いだけではない。そこには雲泥の差がある。

このように方針を変化させた最大の理由の1つは、議員が、さらに住民への取材や写真撮影、表やグラフの作成に力をさくようにすること、もう1つは、委員長と事務局2人で原稿を精査し、全部完成させること。この2つに力を入れたいからだった。今回の4月から6月分の議会だよりは、この方針に移行して2回目の編集作業となる。どのような紙面を組むのかという点に終着駅はない。より見やすく、読みやすく、心に届く議会だよりを目指したい。

議会だよりかつらぎ かけはし 101号


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Posted by 東芝 弘明