昨日のシエンタの車検
昨日、シエンタを車検に出した。と言っても1時間15分で車検は終了した。車を買ったTOYOTAカローラの販売店で車検をしている。
最近は、パソコンを車につなぐとセンサーが反応して、部品交換や調整が必要な所を明示してくれるのだという。以前は、それを手作業で行っていたので、分解する必要もあった。コンピューターが発達したおかげで、センサーによる点検が可能になったのだという。パソコンで作動するソフトには、車の種類ごとにプログラムが必要であり値段は高いらしい。
1時間車検がなぜ可能なのか。という答えは、TOYOTAが説明している技術力の高さ、チームワーク、システム台車、ドレーン台車、LLC(冷却水)注入装置だけではないということらしい。
部品の摩耗状態をセンサーで感知し、交換が必要なのかどうかを知らせるシステムというのは、かなり高度なものだ。しかし、ここまでコンピューター化が進むと熟練工にさえ分からない部分が増えてくる。
椅子に座ってMacを開き、Wi-Fiスポットに接続を試みていると、整備士から車検の説明があった。費用は6万円と少しだった。6万円は安いなあと思っていると、整備士がもう一度やってきた。
「最近の車は電気をよく使うようになっているので3年程度でバッテリーの交換が必要になります」
こういう説明を受けて、2万円を追加してバッテリーを交換した。サービスのアイスコーヒーがまだグラスに残っていた。
選挙の時、臨時駐車場の土がぬかるんで車がどろどろになっていたのに、1時間15分後には車がきれいになって、お店の前に駐車されていた。ぼくの方は、ようやくMacをWi-Fiにつないだところだった。
ディスカッション
コメント一覧
車検と言うと業者に車を預けてその間は代車を使うと思っていた私には、コンピュータが部品交換や調整箇所を調べてくれるというのは驚きでした。今の技術をもってすればそれくらいのことは可能でしょうね。そこでひとつ質問があります。整備士の方の目視などの「視て聞いて触って」という従来の検査も当然行われたのだと思っています。まさかチェックはすべてコンピュータがやったということではないでしょうね?
TOYOTAの1時間車検の仕方については、TOYOTAが図解入りで説明しています。3人体制で目視も含め、効率よく点検するようになっています。個人的には、車にもかなりの個体差があると思われます。精密機器になっているだけにより一層、ちょっとした違いが大きな問題になると思われます。
コンピューターを長年使ってきて、初期不良には随分振り回されてきました。Macも、ある時期までは、初期不良のオンパレードでした。ぼくのMacは、3台続けて初期不良でした。デスクトップの電源が勝手に入る。ノート型のMacを斜めにすると電源が落ちる。最初からキーボードのキーが曲がっているなどでした。NECのデスクトップも、起動エラーが頻繁に発生したので、コンポし直して、販売店にもって行き、丸ごと交換してもらったこともあります。
これらの製品は、いずれも、中国工場で製造されたものばかりでした。
自動車は、最近、派遣労働が増えているといわれています。国内産であっても、現在の労働環境は、働くものの技術の低下を必然的に引きおこす環境にあると思っています。実際にディーラーに関係している人の話を聞くと、個体差による不具合というのは、かなりあるようです。
幸い、ぼくの買ったシエンタは、6か月点検、1年点検等々続けてきて、時間内に整備が終わり、異常なしという報告が積み重なっているので、ひどい状態にはない物だったと思っています。