屋台のラーメンを食べた
朝5時に事務所に行った。早朝配達の服装のまま、仕事を始めた。壁掛け時計が遅れていたので、電池を交換して、仕事を始めた。秒針が前に進もうとしても元に戻るという状態になってしまった。これは、時計が壊れる前兆だと思った。仕方がないのでAmazonで検索して、Amazonの段ボールパッケージをデザインにした壁掛け時計を購入した。1200円程度だった。
8時すぎに9時の会議に準備を間に合わせてから服を着替え、歯磨きと洗顔を行った。かなり時間を費やした文書を会議に提出して、吟味してもらった。直しが入ったので、午後、修正作業に取り組むことにした。
12時に会議が終わったので12時30分に自宅に戻って少し休憩した。テレビを見ていると眠たくなったので30分ほど眠ってしまった。ご飯を食べて２時間ほど経ったので事務所に戻った。そこから7時前まで修正作業に時間がかかった。地域の日曜版を配達してから自宅に戻ったのが9時過ぎだった。配達途中でこの前食べ損なった屋台のラーメン屋さんの横を通った。男の人がラーメンを食べていた。いいなと思いつつ、この場所で、この時間商売をしているんだったら、食べることはできないかと思っていた。家に帰ると、かすかにチャルメラの音が聞こえてきた。
「おとうさん、間に合うんちゃう」
妻がそういうので家の外に飛び出した。ゴミ出しの交差点で車が北に向かおうとしていた。手招きしながら近寄っていくと、兄ちゃんに気付いてもらうことができた。
「ラーメン二つ」
家の前でラーメンを注文した。焼き飯も頼んだが、
「売り切れです」といい、「不景気ですね」という答えが返ってきた。
「夏が一番売れるんですよ」
兄ちゃんはそう言った。
夕ご飯は、ラーメンと焼き飯になった。焼き飯はラーメンを食べている間に妻が作ってくれた。ラーメンは少しとろみにあるスープがよく合っていた。
「美味しいね」というラーメンだった。
美味しいと言われる和歌山ラーメンのほとんどは、こってりし過ぎていて苦手だ。そういう類のラーメンではないので嬉しかった。
長い1日が終了した。
