佐野と真和の行政懇談会

出来事,かつらぎ

行政懇談会に参加した。今日は地元の真和と佐野だった。参加者は思ったよりも少なかった。町職員の参加が多い。始まる前に表彰式があり、長年、地域の活動に貢献しているUさんが表彰され、町から賞状、自治区から記念品(額縁)が渡された。力いっぱい拍手した。みんなの前で表彰されることは、いいことだと思うし名誉なことだと思う。ただ額縁は自治区の負担なのかなと思った。

説明は20分程度だった。質疑の時間になると何人かの人が質問に立った。このやり取りを聞きながら、議員だけが町政に対して真正面から批判も含め意見を言い、率直に改善を求める位置にいる。議員は、公式な議場という場で改善を求め、町の方針を変更せよということも多い。選挙で選ばれた議員の存在は希有なもので、その責任は重いことを改めて痛感した。

住民は、町が行政懇談会の機会を設け、住民の前で説明をする機会を設けてもらわないと、町長や町の職員に直接、改善要求を出せない。これ以外の方法で言えば、アポイントを取って面談し、申し入れに基づいて意見をいうか、何かのイベントであったときに少し話をするかということぐらいしかできない。

議員と住民の懇談が必要になっている。行政が懇談会を開いているのに、議会はまだ懇談会を実施できていない。議員による懇談会は、地域要望に応える側面と政策論議の側面がある。
どういうまちづくりをすべきなのか、どのような運動をすべきなのか、活発な議論になるよう懇談会を開かなければならない。議会と住民との懇談会は、行政と同じものにはならない。どのような懇談会を実現するのか、よく準備しないとうまくいかないだろう。

議会報告会として開催すれば、結果報告になる。報告会は、議会で何が起こったのかという話。議員の意見は一致で得きる。この場合は、議会だよりなどが話の導きの糸になる。
議員との懇談会で、要求についての政策議論になれば、議員と住民が少し未来のことを自由に語り合うことになる。そうなると議員個人の発言が生きると思われる。これが成功すれば面白いかも知れない。
今年から議員による住民との懇談会がスタートしそうだ。行政懇談会とはひと味もふた味も違う懇談会ができるよう努力したい。


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出来事,かつらぎ

Posted by 東芝 弘明