7都府県、コロナ、緊急事態宣言

出来事

議会だより編集特別委員会が開かれた。挨拶の後、副委員長が提案があると発言した。
「みんなマスクをしてほしい」
その通りだということになったので、車にマスクを取りに行った。

今日の作業は、手書きレイアウトの確認と作成した記事の確認だった。1ページごとに確認作業が行われる。
「記事に委託事業について、これでいいのかという指摘があったはずだ」
こういう発言が出て、削った記事が復活したこともあった。
「概要の記事をもう少し増やして、きちんと書いた方がいい」
こういう指摘によって、いくつかの概要が書き換えられた。

「このグラフの数字と概要の記事とが食い違っている」
記述の誤りにも気がついて修正が加えられた。

延々とこの作業を午後2時20分頃まで行った。
「10分休憩してから、作業に移ります」
こう宣言して作業に移行した。
今日中に手書きレイアウトとテキストデータを確認し、入稿を行うことになっている。
議員が作業を終了して、帰った後事務局が原稿を全部チェックして、印刷会社に入稿する。

9時から6時前まで。終わると疲れが神経の背中に張り付いているような感じになった。帰り道、ファミマに立ち寄ってコーヒーのMサイズを注文して、車の中で飲むことにした。

今日は朝に新聞に書かれていたように、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県で緊急事態宣言が発せられた。和歌山県では県立の学校が12日まで休業することが発表され、県教委から地教委に対しても12日までの休業要請が行われた。
大阪府が緊急事態宣言を行ったので、隣接県である和歌山県教育委員会も次のような要請を行った。
「和歌山県では、新学期から学校再開に向けた取組を進めていましたが、近日中の県内感染者数の増加と、近隣府県が緊急事態宣言の対象地域となることを踏まえ、今後の状況を 確認するため、4月12日まで、すべての学校を臨時休業とするよう、市町村教育委員会 に対して要請しております。
今後、4月13日以降、早期の学校再開を目指すことになりますが、御理解と御協力を お願いします。」

この見解には戸惑った。文科省の基準では、今後の学校の休業は、保護者に感染者が生まれた場合としていたからだ。大阪府で緊急事態宣言が発せられたから、歩調を合わせて協力するかのような態度表明だと読める。

しかし、どうして、12日までなのか。入学式のみ実施して、それ以後12日までということになると、日数はわずか4日程度になる。この4日間が、感染の広がりを抑制できる極めて重要な4日間なのかというのはよく分からない。和歌山県内でも毎日、感染者が発生している。岩出保健所管内の若者からも感染者が発生した。今後、伊都橋本でも感染者が出てくると思われる。広がる状況が確認できたら、12日まで休業という措置は延長されるのではないだろうか。
なぜ和歌山県教育委員会が今日から12日までの短時日休業を決めたいのか。分かりやすい説明がほしい。
学校の休業措置は、地域ごとの判断に委ねられていい。県内一一律の対応には違和感がある。重要なのは、各市町村が自主的に判断できる材料を手にするとともに、判断できる知見を得ることだろう。そうしないと住民に真意が伝わらなくなる。

教育委員会が、大阪の状況を語り、府ともよく相談をして大阪府と力を合わせていっしょに一定のエリアが大阪と同じ期間、学校の休業を宣言するのはあり得る。大阪府は、府立学校を5月6日まで休業する措置をとった。この状況を踏まえて判断するなら5月6日までの休業となるところだ。歩調を合わせるにしても、これらの判断は、専門家の意見を聞いて行うべきだろう。

新型コロナウイルスの対策は、国民に協力を要請するだけに、多くの国民が納得できる判断に基づく措置が必要だろう。意味のよく分からない措置が続くと自粛要請はうまく行かない。とくに自粛を要請するなら支援をということがセットで行われないと、国民生活が破壊され、感染の広がりを押さえられなくなる。


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出来事

Posted by 東芝 弘明