原稿と実際の一般質問との違い

雑感

一般質問の原稿が仕上がったのは、午後2時半より少し前だった。役場に原稿を持っていき、原稿を手渡した。これで答弁書が返ってくるはず。持って行くのが遅かったので明日の朝もらえるのかもしれない。そこからが本番に向けた準備の最終段階。原稿はあくまでも書き言葉で書かれている。どうしても分かりやすく書くという点で、描ききれていない部分がある。質問の中で分かりやすく伝えるためには、答弁に噛み合う形で臨機応変にブラッシュアップを、本番の中で成し遂げる必要がある。

したがって、原稿はぼくにとって最終稿ではない。というか、原稿通り一般質問をしたことはない。どうしても原稿通りにはならない。さらに最初は緊張しているので、原稿に沿って質問を始めるが、やり取りに集中してくると自分の一般質問が離陸し始める。そうなるともう原稿はほとんど見なくなる。そういうことなので、どうしても原稿通りとはならない。

もちろん、あとで原稿のどこが欠落したのか、原稿通りなぜできなかったのかを見直して、自己反省している。ただ原稿通りできなかったからダメだねということには単純にはならない。原稿に書いていたのに重要な論点が欠落したときには、かなり強く後悔する。

一問一答の質問なのでこういうものになる。当局のみなさんも、ぼくの質問というのはそういうふうに成り立っていることを把握した上で向き合っていただければありがたい。


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雑感

Posted by 東芝 弘明