くさび形プリウスに乗る羽目に
午前1時30分まで原稿を書き、朝5時45分に起きて、集金の準備をして、午前7時35分に家を出て、役場に配れていなかった日曜版を配達した(おお、月曜日の朝だった)。総合文化会館には車で移動した。時刻は8時頃だった。交差点に車を走らせ、あと少しで交差点を出るというところで車が走ってきたのが見えた。タッチの差で接触を免れたかと思った次の瞬間、車と車が接触した。事故った。右側の道路の確認を怠ったので車が走ってきたのが見えていなかった。後方のバンパーの右の角と相手の車の左の前が接触した。あと0.5秒早かったら接触は避けられていたし、あと0.5秒遅かったらぼくは入院していたかも知れない。
TOYOTAが手配してくれた車は最新式のくさび形プリウスだった。この車で10日間ほど過ごすことになる。最新式の車は、なかなか使い勝手が自分の車とは違う。シフトレバーによるドライブの切替は、ゲームのコントローラーのように操作した後センター(ホームポジション)に戻ってくる。ぼくの車の場合は、シフトレバーをバックに入れたらそこで止まり、ドライブに入れたらドライブで止まるようになっている。しかし、このプリウスは、全部センターに戻ってくる。バックに入っているのか、パーキングやドライブに入っているのかは、フロントパネルの表示を見ないと分からない。
これからも車がこのように多方面に進化するのであれば、ぼくたちが老人になると車を操作できなくなる。あと20年したら「ハンドルには触れないでください。自動運転の妨げになります」というようなことになっているかも知れない。そうなると気持ちが悪いので車の運転は嫌だと思うかも。
とにかく馴れるまで慎重に運転しないといけない。馴れた頃にこの車から自分の車に戻る。ということになりそうだ。