無線LANの802.11ACを購入した。

出来事

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アイオー・データの無線LANのルーター、802.11ACの機器を購入した。自宅のインターネット環境は、かなり以前に1ギガに変更していたのにスピードはそんなに速くなかった。何も気にしないで使っていた。
認識の変更は、知らないところからもやってくる。
NTT西日本から電話があった。
「事務所のWi-Fi機器を無料で配布させていただきます」
「今、和歌山県内にWi-Fiの無料スポットを広げていまして、和歌山Wi-Fiといいますが、6か月間は無料で、それ以降は月額500円で使えるというものです」
こういう説明だった。和歌山Wi-Fiは、かつらぎ町がWi-Fiスポットを広げたものと同じシステムだ。面倒くさいのは使用のたびに確認を求め、メールアドレスを打ち込む必要がある点だ。これがなければもっとスムーズに使用できるのに。
「配布しているWi-Fiの機器は802.11ACでつながるので高速です」
802.11ACに切り替えたら速くなる?、この話を知らなかった。自宅のAirMacは、50台のデバイスを同時につなげる仕様になっているが、スピードは、802.11a/b/g/n規格に準拠しているものだ。スピードテストをしても28Mbpsぐらいしか出ていない。調べてみると802.11ACは、従来の802.11nよりもかなり速いことが分かってきた。
Amazonで無線LANのルーターを探してみた。それでたどり着いたのがアイオー・データのWN-AC1167EXPという機器だった。アイオー・データの会員になると1000円のクーポン券が付いてきて、これで購入すると目を付けた機器が4980円程度で購入できることが判明した。WN-AC1167EXPは、無線LANに一度につなげるデバイスは16台だと書いてあった。仕様には3階まで電波が届くと書かれている。アイオー・データオンラインショップで購入すると3日ぐらいで自宅に届いた。
AirMacと比較すればDesignの綺麗さはAirMacに到底かなわない。WN-AC1167EXPはハコから出すとLEDランプも何も付いていない何とも野暮ったい感じの紺色の個体だった。
設定は簡単だった。わが家はeo光の1ギガ回線なのでeo光のルーターに接続の設定が全部入っている。無線LANのルーターは、ブリッジ(APモード)で接続するようになる。つまり複雑な設定は一切なしで無線LANルーターは、LAN信号を無線形式に変換するだけの役割を果たすようになる。設定の基本はAPモードのスイッチをオンにするのと附属ソフトでルーター内部の仕様をAPモードに切り替えるだけだった。あとは無線LANのパスワードを入力すればいいだけだ。
3階まで届くという嬉しいお話しは実現せず(わが家には3階はない)、2階の自分の書斎までは届かなかった。これでは娘の部屋も無理だろう。仕方がないので中継器を追加購入(5400円程度)することにした。

アイオー・データは今までハードディスクなどで信頼を置いてきたメーカーだ。好き嫌いでいえば、バッファローよりいい。バッファローは設定の考え方が複雑で難しい。
無線LANの接続は、ものすごく速くなった。計測するとLAN接続で420Mbps、無線LANで240〜300Mbpsという結果だった。今までの8.5倍から10.7倍程度高速化した。自宅のAirMacextremeとAirMacexpress(中継機)は、もったいない存在になった。ちなみに我が家の機器の次機器であるAppleの802.11AC仕様のAirMacextremeは2万2800円もする。これが一番いい選択だが今回は半値でエリア拡張もできるアイオー・データに変更した。
しかし一世代前のAirMacのお蔵入りには、後ろ髪が引かれる。


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出来事

Posted by 東芝 弘明