かつらぎ町の独自施策は?

雑感,かつらぎ

自宅に帰るとかつらぎ町役場からマスクが届いていた。1人5枚。我が家は3人だから合計15枚だった。配布が遅れたお詫びが印字されたシールが封筒の表に貼られていた。「1人5枚は少ない」「タイミング的には遅い」「もうお店にも出回っている」という意見もある。しかし、町は職員の手による足を運んでの配布を行っている。「町民の意見を聞いてきて」という町長の意向によってこの配布方法が採用されたようだ。

自治体による独自施策にかなりの差が生まれ始めている。和歌山県内で最も自治体の独自施策が充実しているのは高野町だ。持続化給付金の上乗せが個人事業主100万円、法人200万円なので国の給付金の倍額の支援を受けることができる。マスクの配布は1人50枚。上下水道料金を3か月間無料。雇用調整助成金への申請サポートも町が行うことになっている。こういう支援も考えたのはいいと思われる。高野町はさらにこれ以外にも対策が講じられている。

わが町かつらぎは、どのような支援策が講じられるのか。町独自の支援策はどれだけあるのか。21日が5月会議の予定だ。町の財政が厳しい状況にある中で、できることには限りがあるのだろうが、その中でも「よくやってくれた」という施策が待ち望まれている。最も厳しい業者に対して、何らかの支援策を講じてほしい。

かつらぎ町の学童保育は、もともと町の直営事業だった。それが現在民間の独自事業になり、町の管轄から外れてしまった。ぼくは、委託料を払うことによって経営を安定させるべきだという質問をしてきたが、現在は、学童保育の実績にあわせて補助金が出る仕組みへと切り替えられた。

その結果、預かっている子どもが減少したことによって、運営上減収が発生するようになっている。委託事業のところは、預かる子どもが少なくなっても委託料が維持されて経営上の困難は生じていない。この問題がかつらぎ町ではどうなっているのか。気になっている。


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雑感,かつらぎ

Posted by 東芝 弘明