上田耕一郎さんと記念写真 2006年1月17日(火)

出来事

党大会の会場では、今回中央委員を退任した上田耕一郎さんと記念写真を撮らせていただいた。ぼくにとって思い出深い本は、「現代世界と社会主義」という1982年に発売された本だ。この本によって、第2次世界大戦の基本的な構造を理解することができた。この本は、ぼくにとって記念碑的な本となった。国会議員を引退して書かれた「国会議員」という本も思い出深い。この本の中には国会における質問についての思い出が書かれていた。如何にして、限られた時間の中で質問を組み立てるか──相手の答弁を短くさせるコツも書かれていて、非常に参考になった。
上田さんが赤旗の日曜版に連載した「現代日本と社会主義への道」も非常に面白かった。
和歌山の演説会に弁士としてやってきたことも何度かあった。ある演説会の時に、宿舎まで同行する役割を担ったことがある。ホテルの部屋に向かうエレベーターに一緒に乗り、スルメともう一品、お酒の肴になるものを頼まれて買いに行った。
上田さんの演説には、いつもユーモアがあって演説会場は笑いに包まれた。
若い大会代議員の方は、代議員プレートの裏側にサインを求めていた。上田さんは快く応じていた。
閑話休題。
視察先の今治からしまなみ海道を通って中国自動車道に入り、吹田まわりで帰ってきた。今治市は、平成17年1月、越智郡11か町村との合併により、人口18万人となった。この合併によって、今治市は、しまなみ海道に点在する愛媛県側の島(芸予諸島の南半分の島)すべてを含む市となった。しまなみ海道をぬけるのにかなりの時間がかかる。交通費も割高だ。島にとっては陸路でつながったメリットは大きいが、通行料の負担も大きいと思われる。
合併したのは昨年の1月16日。昨日でちょうど1年。合併と同時に小さな選挙区を設けない議員選挙が定数34でおこなわれた。その結果旧町村出身の議員が無くなった自治体も出現した。かつらぎ町と花園村のような生ぬるい対応をしていない。これも印象に残った。


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出来事

Posted by 東芝 弘明