草の根の力 2006年1月31日(火)

出来事

新聞配達の時にはほとんど雨が降っていなかったのに、娘が学校に行こうとする頃には雨が降り出していた。
今日の雨は、気温を下げるような雨ではなかった。9時頃には本降りになった。9時30分過ぎに役場の議会事務局に顔を出して、宮井さんと2人で「しんぶん赤旗」の購読の相談をおこなった。
午前中の行動の成果は4人。
日本共産党は、政治資金規正法にもとづく報告によれば、政党の中で最も財政規模の大きい政党である。政治資金の規模が大きい理由は、「しんぶん赤旗」を発行し、再生産しているからだ。「しんぶん赤旗」の配達と集金は、党員によるボランティアによって成り立っている。だからこそ、月800円の日曜版であっても、党の収益になる部分があるのだ。国民に依拠した財政運営こそが近代政党の取るべきスタンスだと思う。
しかし、日本の政党の中で、自らの主張を機関紙を通じておこない、それを購読してもらうことによって国民に支えてもらうという活動をおこなっている政党はほかには存在しない。
政党助成金を自民党は、年間で155億円も受け取っている。使われ方もかなりいい加減だ。
興味のある方は政党助成金10年──これが「政治改革」なの? 実際の姿は企業・団体献金と二重取り←この記事をご覧下さい。
自民党は、政党助成金と政治資金規正法に現れている諸収入によって党を運営していることになっている。しかし、これが政治資金の実態を表しているかどうかは疑わしい。自民党には政治資金規正法に載せていない資金というものがある。戦後幾多の金権腐敗事件がそのことを物語っている。亡くなった金丸信さんなんかは、1992年に佐川急便から5億円をもらったという疑惑が発覚、1993年には、氏の所有する金庫から、28億円に上る日債銀のワリシン・現金、金の延べ棒などが発見され、脱税容疑で逮捕された。
↓↓参考文献↓↓
金丸信─ウィキペディア
木島日出夫さんのエッセイより
この体質が改まっているかどうかは極めて疑わしい。耐震偽装事件、ライブドア事件をみても政治家の名前が出はじめている。裏金をもらっているかどうかについては、まったくはっきりしないが、政治家がからんでくると国会の追及も極めてあいまいになる。
話を戻しすと、「しんぶん赤旗」の購読は、日本共産党の活動を支えていただく最も大きな力になっている。政党の活動でも、額に汗して働いて得たものが最も尊い。雨の日も風の日も新聞を配って、集金をしてという活動をしないと、草の根で国民に依拠すると胸を張れない。
政党助成金は、まさに何の努力もしないで得たお金。しかも支持しない国民からも税金を受け取る仕組みでさえある。この資金を受け取る政党は、庶民感覚とかけ離れた政党への道を進んでいると言えるのではないだろうか。
夕方から集金に行った。残念ながら1部新聞が切れた。
「しんぶん赤旗」を増やさなくっちゃね。
「赤旗」は、菊タブーも鶴タブーも星タブーも財界に対するタブーもない新聞だから、他の新聞が書かない記事が載っているたぐいまれなる新聞です。


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出来事

Posted by 東芝 弘明