HDDへのバックアップ 2006年4月19日(水)

Mac

秋葉館から250ギガバイトの外付けHDDが届いたので、現在、この日記を書きながらバックアップ中だ。購入したのはロジテックの流体軸受け、USB2.0もしくはIEEE1394(ファイヤーワイヤー)接続ができるコンパクトな製品だ。
音は極めて静かなものだ。
HDDが世に出はじめた頃、その容量は20メガとか80メガだった。500メガのHDDを購入したとき、「ものすごく容量が増えたな」と感じたものだ。HDDからのブートが実現できなかったそれより以前は、4メガのRAMボードを購入して、そこにシステムをインストールして、MS-DOSでメニューを手製で作って動かしていた。
コンピューターを終了しないでソフトを切り替えて使えることが驚きだったのだ。
HDDで動き始めたとき、Windows3.1が出てきたので、MS-DOSとWindowsの2つの環境を構築し、切り替えて使っていたが、結局、W3.1は、まったく使い物にならなかった。
その頃Macは小さな個体を100万円以上の金額で売っていた。
「ごみ箱にファイルを持っていけばファイルを捨てることができるんですよ。おもしろいですよ。あんまり捨てすぎるとシステムが動かなくなります」
店員は、Macの前でこんな説明をしながら驚いていた。
店員自身、ごみ箱という存在や、そこにファイルを捨てる行為が極めて奇異に感じていたのだ。
今回の買い物は、1万6000円。250ギガバイトのファイヤーワイヤー接続のHDDがこんな値段で買えるのも感慨深い。
パソコンのこの20年間の変化はすさまじいものだった。NECの98が市場を席巻した時代もあったが、Windows98が、NECの98パソコンに引導を渡した。その結果、「Oh!98」は廃刊になった。コンピューター会社が販売しているパソコンを冠した雑誌は、Mac以外は見あたらなくなった?といえる?かも知れない。
大容量時代のパソコンの管理方法は、ミラーリング以外に最良の方法がないのかも知れない。バックアップに膨大な時間がかかる時代は、クラッシュが起こったら、再生に膨大な時間を必要とする時代になったことを意味する。
コンピューター依存の社会は、便利さの陰にものすごい危険を隠している社会なのかも知れない。


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Posted by 東芝 弘明