「議会だより」は第3ステージに
今日は3月会議が、どういう議案で成り立っているのか、箇条書きのリストを作った。町の説明を簡単に要約しながらリストを作るのは楽しくもあった。それは議会の準備にもなった。いつも3月会議は、身が細るほど時間とのたたかいになる。議案の説明が始まる前に全体を俯瞰するような事はしたことがなかったが、今回は「議会だより」の準備のために全体を俯瞰することができたのは良かった。
このリストを軸に、どのテーマを記事に落とし込むのかを決める。準備を入念にしたので明日の会議が楽しみでもある。どうリアクションが返ってくるのか、不安もある。あとはみんなにゆだねる。
「議会だより」の変化は、今が第3ステージ。最初の期間は議員が編集作業をしなかった時期。ぼくが委員長になって、議員によるレイアウトを提案すると、言下に否定されたこともあった。それが、議員側からの提案でレイアウトを行うようになり、現在のスタイルが確立したのが第2ステージ。今回、もう一度、議員がレイアウトをしないという形にするのが第3ステージ。まさにらせん的な発展の系譜をたどりつつある。これは、25年の編集の歴史の中で変化してきたことだ。
「題字」を変えてフルカラーになり、編集方針を同時に変えるのは、革命的な変化でもある。面白く変化させたい。「議会だより」がどう変化して行くのか。読んで下さる住民のみなさんの驚く顔も見てみたい。そうそう、昨日と今日の画像は、実験的に作った議会だよりのダミー紙面。記事は夏目漱石の『行人』、写真は別人のもの。記事も途中で切れている。見出しと記事は関係がなかったりする。