議会だよりのブラッシュアップ

雑感

議会だよりのラフレイアウトを作成して、かなり時間がかかった。業者が変更になり、フルカラーに移行するが、それに伴って議員の作業工程を大幅に見直すことになる。手書きのレイアウト作成の仕事から議員を切り離して、取材にもっと時間が割けるようにするということに一番のねらいがある。今回の改定作業は、かなり大きな変更なので、委員長であるぼく自身が、何をどうするのか、全部見通しをもって提案する必要がある。

まずは、委員会のメンバーである議員と事務局に変更点を全部理解してもらう。そのために考え方を鮮明にしたあと、編集作業の役割分担を改変し、それにもとづいてラフレイアウトを作成した。そのあと、すべての議員の仕事が明確になるように、取材の本数、作成すべきグラフや表の数、写真の点数を鮮明にした。

ここで今日の作業は終わり。あと必要なのは予定される記事の目安。これは明日作成することにしたい。ラフレイアウトは簡素化するようにしたが、写真の点数や取材の数、グラフの数などを明確にする努力をきちんと行わないとうまくいかないし、あらためて1ページ当たりの文字数をどこまで制限するのか、鮮明にする必要があった。これについては、何ページか議会だよりを作ってみた。その中で実際の議会だよりのページを組み替えたり、ブラッシュアップしたりしてみた
そこで得た結論は、1920文字の1ページに組み込む字数は800字まで。できれば750字程度に抑えるべきだということだった。これで言えば、5段組だが使える文字数は2段程度ということになる。そこまで原稿を少なくしないと大きな見出し、大きな写真を配置できない。書ける記事はほんの少し。1本の記事の原稿は原稿用紙1枚まで。今回の作業ではこういうことが見えてきた。
同時に1段に入るコメントの人数を3人に増やすために、字数制限を30文字に縮めることにした。もちろん写真の大きさも今までよりも小さくなる。

1行11字を12字に増やし、上の余白を30㎜以上あった余白を24㎜に縮めた。横見出しよりも縦見出しを活用するようにして、紙面を組むことを心がける。大きな写真を配置して紙面の見え方を改善する。新聞記事のように真ん中に横見出しを配置し、記事の段の組み方を変更し余白も生かすようなものも、業者の側から提案してもらいたいと考えている。

写真は4:3の比率で紙面に掲載するのは難しい。トリミングして橋を切り落とすようにしないと取り込めない。紙面の都合に合わせて写真の切り方を変える以外に収める方法はないと感じる。

議会における政策サイクルというのは、PDCAを紙面に反映させるということだが、これはかつらぎ町の場合は採用しない。PDCAよりもいいと思うのは、政策の事前検証。データを活用して政策提言を議会が果敢に行うようにすれば、住民のみなさんに対して、お伺いを立ててから政策が発動するのではなくて、「こういう課題に対してご意見をいただきたい」という形で協議が始まる。おそらくこちらの方が面白い。


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雑感

Posted by 東芝 弘明