内容を把握する力

雑感

朝から夜まで会議が続いた。
議員団会議、事務所の会議、笠田育成協議会。
それぞれ面白かった。

今日感じたことの一つを書いておこう。
本を読んだり講演を聞いたときに、印象的な話しかできないのは、内容を把握できていない証拠だと思う。平易に書かれたテキスト本の中心点をまとめられないのは、物事の理解力という点でかなり問題を抱えている。内容を把握できる人は、話の内容について簡潔にまとめられる。
自分のこととして考えればよく分かる。むつかしい内容の論文を読んだときは、内容にかみ合うような感想が出せない。そういう感想しか語れないときは、理解できていないということだ。
講演者のしぐさやネクタイの色とか服装とかに興味を示すケースがある。話の内容がよく分からないときは(講演者のせいもある)、こういうところに関心がいく。そのような話を聞くことは面白い。
講演者の話が悪かったのか、それとも聴衆の聴く力に問題があったのか。話し言葉で組み立てていく講演の場合、講演者に問題がある。
講演が終わって、質問に入ったときに講演の内容について質問が出ない場合がある。講演と関係のない質問で会場が盛り上がっても講演が成功したとはいえない。
今日配布された講演の感想文は、講演内容にかみ合うものになっていた。これは、講演がよかったということの証明だろう。


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雑感

Posted by 東芝 弘明