「ひよっこ」

雑感

連続テレビ小説「ひよっこ」を毎日楽しみにしている。1964年の夏から始まったこのお話しは、東京オリンピックを間際に控えた時期を描いていた。高校3年生の谷田部みね子(有村架純)は、ぼくの従兄と同い年になる。その頃ぼくは4歳。従兄と一緒に生活していたはずなのにぼくにはその記憶が全くない。従兄が高校生だった時代は、こういう時代だったんだなあというのを毎日感じながら見ている。その頃のことについては、全く記憶がないのに、描かれている世界が懐かしい。物心がついたのは5歳から6歳の頃だった。その頃ぼくたち一家は、美里の長谷からかつらぎ町の新城に引っ越しして生活していた。
1960年代半ばは、東京オリンピックの年から劇的に変化して70年代初めまでの間にものすごく状況を一変させた。小学校の低学年の頃は、まだ道路にはものすごく砂利が敷かれていて、走りにくいということよりも、ぬかるまないようにするということに主眼がおかれていた。自転車で走るときは砂利にハンドルが取られないようにしていた。道が舗装されたのは、小学校の中学年頃だった。その当時の舗装は簡易アスファルトと呼ばれるものだった。今のように安定したものではなく、夏になるとコールタールが溶け始めるような感じだった。

高校を卒業した谷田部みね子は、友だちと一緒に東京に集団就職として働きに出た。来週からいよいよ東京編が始まる。優しさの一杯詰まった「ひよっこ」は、見ると元気になるドラマだ。連続テレビ小説を見ないと1日が始まらない。


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雑感

Posted by 東芝 弘明