こむら返り

出来事

ブログを書かないまま、眠ってしまった。気がつくと朝の4時前だった。目が醒めてすぐに、左足の膝下の外側がこむら返りになった。
痛い、痛い、痛い。痛い。
どんなにしても治まらない。痛がっていると右足の外側もこむら返りになった。苦しんだ時間は5分間ぐらいあった。
こむら返り克服法を身につけたいなあ。
昨日出会った足のマッサージをする人なら、直してもらえるような気がする。
毎日、歩き回っているとこういう現象が起こってくる。リビングで布団もかぶらず寝て冷えたのが原因の一つなんだろう。

選挙本番まであと少し。今日は厳しいと思われる地域を歩いた。空気が違って見えた。

集団的自衛権。官邸前抗議行動。1万人を超える動き。首相は7月1日閣議決定をする予定。公明党は今回もこの集団的自衛権行使を受け入れ。
日本は、戦争をする国に急激に作りかえられようとしている。記事を引用しておきたい。
「レンジャー隊員だったという元自衛官は、官邸正面向かいの歩道でマイクを握り訴えた。
『蛇やカエルを食って戦争する訓練を、閣僚も体験すればいい。自衛隊の定員充足数は9割に過ぎない。それなのに自衛隊が戦地に行けば、自衛官に志願する人などいなくなる。日本が戦争に足を踏み込めば国内が攻撃の標的となり、海外で活躍する日本のNGOや旅行者らがテロに狙われる』(元自衛官)」
「抗議行動の呼びかけはフェイスブックで拡散。都内で働く公務員の男性(50代)は『フェイスブックで今日の行動を知った。日本が大きく変えられようとしている。日米安保の下、日本は米国に従属してきた。憲法9条を基盤に自主的外交をすべきだ』と話す。」
「『過去の戦争を経たうえで憲法9条があり、だからこそこれまで戦争せずに済んだ。こうした状況は、アジア太平洋戦争の悲惨な記憶が薄れてきているからではないか。日本が戦後、どのように歩んできたのかを今、見直さなければいけない。集団的自衛権も、秘密保護法も、日米原子力協定に基く日本の原発政策も、根は同じと感じる』(会社員女性)」(Yahoo!ニュース)

集団的自衛権は、難しい概念ではない。国際法上の概念で規定は国連憲章にある。軍事同盟を結んでいる国の一つが武力攻撃を受けたら、攻撃を受けていない国が戦争に参加して反撃するというのが、集団的自衛権だ。安倍首相が行った記者会見の説明は、誤魔化しに満ちている。
集団的自衛権行使は、日本国憲法と相いれず、憲法第9条に違反している。これが歴代自民党の判断だった。これを解釈改憲の変更で、しかも閣議決定のみで180度転換しようとしている。論理ははじめから破綻しており、議論は成り立たない。こういう相いれない矛盾を平気で突破するような傾向が、政治の世界、国会で生まれたら、これを真似するような地方自治体も生まれてくる。わが町、かつらぎ町も法律解釈に無原則的な傾向が生まれてきているので、「感染」が心配される。

平和を守るためには、戦争に反対しなければならない時代が過去にあり、その時代は、自分の生命をかけなければ、「戦争反対」を貫けない時代だった。ぼくの母の許嫁は、艦船を撃沈され戦死し、同じ時期、ぼくの父は、中国戦線で人を何人も殺していた。
日本人は戦後、平和に祈りを込めた。それは、失った遺族への祈りに重なるものだった。
平和は、多くの人々の命の犠牲によって生まれたものだった。あの時代を郷愁し、さらに郷愁だけでなく正当化し、日本の戦争を正しかったと言いう人々は、命の犠牲を踏みにじっている。
アジア諸国民2000万人の命、日本人310万人の命の上に日本国憲法があり、憲法第9条がある。恒久平和に込められた死者に対する鎮魂を、戦争を知らない世代であるぼくたちは、文学や映画の力を借りて、受け継がなければならない。歴史から学ぶ努力は、歴史を知らないで勇ましく戦争を受け入れて叫ぶ無知とのたたかいになる。

安倍首相は、あの戦争をどのように教えられたのだろうか。あの人の認識を覗いて見たい。安倍さんは、ぼくたちが学んできた悲惨な戦争を「美しい日本」というような言葉でイメージできる人だ。悲惨な体験なしに戦争の時代を生きた人の体験を受け継いだ人物が、再び日本を戦争に導こうとしている。狂気が自民党と公明党には宿り始めている。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

出来事

Posted by 東芝 弘明