「地救ふぉーらむin高野山」

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「地救ふぉーらむin高野山」の2日目の会議に参加するために、朝7時30分に家を出た。高野山の金剛峯寺の前の駐車場に着いたのは8時だった。
車から降りて、金剛峯寺の階段を登った。吐く息が白いのに気がついた。冬に逆戻りしたような気温だった。
金剛峯寺は、すでに開門されており、参拝客は2、3人見かける程度だった。
天野の地域も盆地になっているが、高野山も山の中にある空中都市のような感じがある。
9時からの分科会開会まで1時間あったので、町中を散策する気になった。
ここ数年、山内の商店街どおりは、お店がリニューアルされて綺麗になっている。話を聞くと世界遺産になってから次第にお店のリニューアルも進められたのだという。
何年ぶりに町中を歩いただろうか。
刈萱堂までの道を3分の1ぐらい進んだところで、OさんとMさんに会った。
「朝、来たんですか」
「ううん、昨日から宿望に泊まった」
「へえ」
「芝ちゃん、お茶ぐらい飲めるから、宿坊においで」
「いや、いいですよ」
ことわりながらも2人の後をついて行った。高野山の宿坊に入ったのは、高校生の時の夏季ゼミナール以来かも知れない。
案内されたのは、泊まり客が朝食を食べた部屋だった。部屋の中も寒かった。
お茶碗でお茶を一杯いただいてから高野山大学内の会場に向かった。
ぼくが参加したのは、第1分科会だった。
テーマは「CHANGE2009 温暖化ガス削減の法作りへ、高野山から踏み出そう」というものだった。
パネラーは以下の3人
枝廣淳子
(環境ジャーナリスト)
飯田哲也
(環境エネルギー政策研究所所長)
寺田達志
(環境省地球環境局長)
司会は
平田仁子
(MAKE the RULEキャンペーン事務局長)
という面々だった。
政府が示している中期目標の6つのケースは、いずれも大幅な削減をおこなうとエネルギーコストは増大し、国民の負担は増え、経済はマイナス成長に転換するというものだった。
国民を脅しているような感がした。
ぼくは、化石燃料から再生可能エネルギーへの転換は、第2の産業革命かも知れないと思いはじめている。
そこには困難もあるだろうけれど、新しい展望と可能性が開けるという気もしている。
日本は、化石燃料にしがみつくのか、それとも大きく転換を図るのかという分岐点に立ちつつある。


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Posted by 東芝 弘明