子ども子育て支援条例の学習会へ

出来事

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9時48分、県知事の予定候補である畑中さんを笠田駅で迎えて、いろいろな方のお宅を訪問した。事前に約束を交わしていたので、中身のある話をすることができた。
事務所に戻ったときは、12時20分を少し過ぎていた。阪本さんと高本さんがすでに待っていたので、2人に車に乗ってもらって、和歌山市を目指して車を走らせた。
車を走らせながら、途中で音楽をかけた。昨日、YouTubeから取り込んだ薬師丸ひろ子の曲がカーステレオから流れてきた。透明感のある声が、車の外の景色に重なっていく。「時代」を聞いていると事務所に着いた。会議が始まって30分ほどが経過していた。この会議は、子ども・子育て支援法を受けて、条例が制定されるということで、各自治体に条例案が出されているのに対応して、学習会と協議を行う会議だった。

橋本市は、保育の認定の基準となる条例も出されていたが、他の自治体は、関係条例は3本だった。認定基準を規定している条例は、規則でも良いということになっているようだ。これを条例として出した橋本市の姿勢は評価できる。自治体によっては、国の政令に根拠を持つことだけを示して、条例に具体的な基準をうたいこんでいない自治体もあった。同じ国基準といっても、自治体の対応の仕方はまちまちだ。
政令に根拠を示した自治体は、政令の内容が変化しても条例を改正する必要がなくなるケースがある。国基準に準拠していても、政令が変わったら条例を変える必要があったり、この条例を出発にして充実させていくことも考えられる。

政令に根拠があるとして、具体的な基準を書き込まなかった自治体の姿勢は問われなければならない。

それにしても、すべて国基準に準拠して条例を作ったかつらぎ町などは、本当に内容を精査して提出したのか、という姿勢を問う必要もある。国は、従うべき基準と参酌すべき基準ということで、国基準を上回る規定を盛り込むことを禁止していない。禁止していないのに、全て国基準というのは、かなりいただけない。

和歌山から帰り道、空はどんよりと曇り始めていた。事務所に戻って、6時を回ると雨が降り始めた。


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Posted by 東芝 弘明