予算質疑の準備 2005年3月20日(日)

出来事

一日、夕方まで予算質疑の準備をしました。
平成16年度の予算書に書き込んでいることと比較しながら17年度の予算書に色々なことを書き込んでいきます。
今回は、Macを立ち上げて予算の費目でわかりにくいものを片っ端からインターネットで検索しました。全国の自治体のなかには、予算の用語解説をおこなっているところがあって、色々な制度解説が載っています。
たとえば、普段私たちが使っているガソリンは、今安いところでレギュラー105円程度です。この内税金が53.8円もついています〔ガソリン税53.8円/1リットル(揮発油税48.6円/1リットル+地方道路税5.2円/1リットル)〕。この内、地方道路譲与税に使われるのが地方道路税で、市町村の道路台帳に載せてある道路の延長(2分の1)と面積(2分の1)によって按分され、自治体におりてきています。この道路の延長は、交付税の配分にも深く関わっているので、かつらぎ町は、できるだけ町道の道路延長を伸ばすというような努力をおこなってきました。北部にある広域営農団地(=広域農道:なぜ広域営農団地と呼ぶのかはよく分からない)が県から払い下げられるときに、かつらぎ町は真っ先にこれに飛びついて町道認定しました。
こういうところに、チラリと政治姿勢が現れるのです。
予算書には、地方道路譲与税とあり、予算額が記されていますが、この中身は、上に書いたとおりということになります。
予算書は、盛りだくさんな内容をもったものが並んでいるので、理解するためには、内容を把握するための根気と時間が必要です。
田舎町の保守系議員と呼ばれる方々のほとんどは、理解するための努力をあまりしないので、なかなか予算書を読めないのです。
聞き学問だけでは、歯が立たない世界ですが、聞き学問の議員さんが多いということです。
自分で内容を把握しないので、当局の説明を鵜呑みにしてしまうのです。


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出来事Mac

Posted by 東芝 弘明