交差点の改善と歩道をつくってという願い 2005年10月19日(水)

出来事

朝9時にある自治区長さんと喫茶店で待ち合わせをした。「国道24号のとある交差点の信号の時間を人間のために延ばしてほしい」という願いをどうやって実現するかという相談だった。
信号の時間を管理しているのは、管轄の警察署だという。
「要望をあげていただいたら検討できる」
こういう話が聞こえてきた。
区長さんは、優しそうな人なので快く引き受けてくださった。
道は車のためにある──これが今の日本の考え方なのかも知れない。
20歳代のころ読んだ哲学の本にロサンゼルスの話が書いてあった。
ロサンゼルスの交通白書には、「人間は(車にとって)最大の単体障害物」だと書いているというのだ。
これを読んだときから、自分の車の前をゆっくり人が歩いていてもクラクションを鳴らさないで後ろについて走り、車が通れるようになるまであせらないことにした。
「道は車のためにあるのではなくて人間のためにある」
そう思う。
くだんの交差点の、南北の青信号の時間は22秒しかない。国道側の信号は1分50秒だ。
人間よりも車を優先して信号の時間も決められている。せめてあと5秒延びたら渡っている途中で信号が変わらないのにと思う。
「国道に歩道がないので子どもたちが国道に沿って歩くのは危険」
この要望も、車社会の中で人間が大事に扱われていない問題だ。この要望は何とか実現したかったのだが、様々な事情があって難しかった。切実な願いだけに、この問題はずっと気になっていた。
今日は7時前にこの話をするために、ある方のお宅へ育友会(PTAのこと)関係の方といっしょに訪問した。
「ぜひ実現してほしい」
この思いはまったく変わっていなかった。
話が終わったあといろんな話題に花が咲いた。
みんな気持ちのいい方たちだ。
色々なことでいっしょに動くのはほんとに楽しい。
話が弾みすぎて帰宅すると9時をまわっていた。押しかけた形だったので申し訳ない気がした。
午前中は会議だったし、午後も会議だった。
そうそう、今日は朝5時に起きて「着信あり2」を見た。
未来から携帯電話に着信したら、電話を受けた人に確実に死が訪れる。死の連鎖がつづく。
着信音には憂いがあって不気味だった。
怖いもの見たさで、食い入るように見てしまう。
映画を見たあとで、もし自分の電話に着信があったら…。
それは、「リング」の世界のように恐ろしい。


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出来事PTA

Posted by 東芝 弘明