やれやれ、3月会議が終わった

雑感,出来事,かつらぎ町議会

やれやれ、議会が終了した。
本会議の最後の方で後期高齢者医療の医療費の2割化法の10月実施の中止を求める請願と陳情の委員長報告と意見書案の提案報告を行った。質疑なし、採決すると6対5で請願は採択、意見書も6対5で可決した。朝5時に起きて75歳の医療費の2割負担(年期院生活者1人の収入が年200万円以上の人、月額の年金が16万7000円の人)の質疑があると思ってさまざまな資料を読んで準備したのに、この準備は空振りに終わった。財源がないのでは。持続可能な保険事業のために医療費の一部負担増はやむを得ないのでは。という意見が出ると思って財源論の準備もしたのに、質疑はなかった。
現役世代の負担軽減が月にして30円にすぎないというのは、事実なのかという質疑もなかった。この質疑はしてほしかった。月30円の負担軽減になるというのは、厚生労働省の試算だと言いたかった。

今年の3月議会の準備は、かなり苦しかった。時間的な余裕がなかった。議員の予算質疑も少なかったと思う。しっかり準備して、ヒアリングも行ってというようにしたいが、それもかなわない日があった。一般質問が終わらないとなかなか、気持ちに余裕が出ない。
実際の質問は、途中から原稿から離陸して、自由にやりとりするのだけれど、その中で原稿にない質問展開も出てくるのだけれど、13ポイントの文字でA4用紙、6割ぐらいの幅で原稿を書いて10枚に収めていると、1時間の持ち時間できっちり終わることができる。きっちり言いたいことをいい、答弁をもらって収められるほど気持ちのいいことはない。用紙10枚に原稿を収めるということを鉄則にしようと心に決めた議会になった。

議員定数と報酬の委員会は、採決の仕方によって、意見がバラバラに分かれて、結論が出せないままおしまいになった。これも今議会の出来事だった。議員は、住民の意見を聞いて答えを出す存在ではないのかと思うようなこともあった。

議会は終了したが、明日はまた議会だより編集委員会がある。議会の後も議会が続く。


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Posted by 東芝 弘明