自由の拡大とは?

雑感,ブログ

日本共産党かつらぎ町議団のホームページを過去のものとして扱うことにしたので、「東芝弘明の日々雑感」の固定ページに地域新聞としての「かつらぎ民報」と赤旗読者ニュース「清流」、後援会ニュースの「色えんぴつ」のページを作成した。これでほぼ個人blogでありつつ議員としての活動を伝えるページとしての体裁を整えることができた。いわば公式な見解として、読者ニュースと地域新聞のことも掲載するので、個人的な見解としての「日々雑感」のページにボリュームができたことになる。

ただし基本は「日々雑感」なので個人的な見解が中心という少し風変わりなblogとなった。こういう日本共産党議員のblogもありかなと思っている。もちろん、日本共産党の議員なので、党内の内部に関わる問題をここで議論するつもりは全くない。日本共産党は、党の内部問題は党内で取り扱うことになっている。この辺をわきまえることが基本だと考えている。

それは企業と同じだと思ってる。まだ意思を明確に決定していない問題や、組織内のトラブルのいくつかは、組織の中で解決を図るというのは当然だろう。

意思形成過程の問題の多くをオープンにして議論できるのは、地方自治体だ。住民に開かれた地方政治を進める上で、意思形成過程のプロセスを見せるのも重要になっている。だからといって何もかも全部オープンにできることはない。まだ決まっていない問題の全部を全て見せてできるほど、おそらくはそこまで、民主主義は進んでいない。

議会が全てをオープンにしつつ、秘密会という特別の仕組みを法的にもっているのとも関連があるだろう。自治体の意思形成過程の情報を全部オープンにできる時代は、遠い未来に存在すると思われる。それは国民主権が実現し、国民主権のもとで政治や経済が動いた後、人間と社会のルールがシンプルになっていくプロセスの中で達成するのだと思われる。

社会が国民のために奉仕するようになると、社会システムも経済システムも、国民に分かりやすくシンプルになってくるだろう。それは、ごまかす必要のない社会の実現という土台に花開くものだ。そういう未来社会では、個人の尊厳の尊重に基づく人間の個性の尊重と人間の自由時間の拡大が必要になる。こういう社会は、資本主義社会ではないことも明らかだろう。

ここまで書くと妄想の域になる。でも人類は、自由の拡大という点ではそういう方向に向かっている。それは200年先か300年先、もしくは400年先かは分からない。この妄想を頭の片隅において、未来を見続けたい。


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Posted by 東芝 弘明