アクアイグニスとヴィソンの視察

かつらぎ町議会

上の写真はアクアイグニスの施設。

上の写真4枚はヴィソンの写真

町職員と議員で三重県菰野町のアクアイグニス(水と炎)という施設と三重県多気町のヴィソン(VISON 美しい村)という総合的な商業施設を視察に行った。多気町は2010年1月、高校生レストランのまごの店を視察にいったことのある町だ。あれから12年経っている。多気町のヴィソンは昨年7月にオープンした商業施設で、ホテルや商業施設が東京ドームの24倍の敷地に展開されている。平日だったが、若い人が多く滞在して楽しんでいた。

ヴィソンは、屋外型のイオンという感じだった。イオンよりも垣根が低いなと思ったのはお店の出店の仕方だった。物産販売店は、地元の農家にも門戸が開かれ、軽トラックでもお店が出せるという形もあった。地元の農産物だけにこだわる訳ではなく、全国の有名なお店がたくさん出店している。出汁の店や鰹節の店、味醂の店などもあった。スウィーツビレッジとマルシェヴィソン、本草エリア、和ヴィソン、農園エリア、サンセバスチャン通り、木育エリア、アトリエヴィソン、ホテルエリアなどが配置されている。このヴィソンができることによって、交通のハブの役割を果たすようになり、広域的に他の場所にも行けるような交通網の整理も進んでいるのだという。

企業4社がグループを形成し、そこに他の出展企業を呼び込んでさまざまなゾーンを組み立てていく。これらの施設が、長い将来にわたって成長し、発展し続け、地域に根ざしていくのはなかなか難しいのかも知れない。運営の仕組みやノウハウ、経営の形態、採算という点での積み上げなどなど、どうすればそういうものをクリアしていけるのか、知ってみたいと思った。


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かつらぎ町議会

Posted by 東芝 弘明