今年は忙しかった

雑感

通年議会になり議会日程が増えた。さらに特別委員会が2つ増えたので、委員会の開催が飛躍的に増えることとなった。一番多いときは月に16日ほど委員会と本会議開催があった。忙しさは半端ない状態になった。議会の基本条例の見直し、議会BCPの作成、長期総合計画への意見の提出など、準備にもかなりの時間を費やすこととなった。12月のときには、一般質問の準備にしわ寄せが発生した。朝早く起きて準備をする日々が続いた。綱渡りかというような時もあった。
この上に日本共産党の仕事が重なった。といっても、圧倒的に議会の対応に追われた。

今年は忙しかった。63歳になって少しはゆっくりなんて形が全くない。年を追うごとに忙しさが加速していく。まとまった休みはお盆の時の家族旅行と、2度ほどイオンへの買物と映画に行ったぐらいだった。来年はさらに忙しそうでもある。

そういえば、昨年の秋は、議会基本条例の見直しのために、議会関係の条例や規則と格闘していた。年末から正月を挟んで議会個人情報保護条例にも取り組んでいた。忙しさはその頃から加速していた。

来年は、2月に向けて日本共産党関係の文書作成に力を集中する必要がある。年末の議会だよりの挨拶のときに、議会改革を進めるためには、議員が文書を書く必要がある。文書を書かないと改革は進まないという意味の挨拶をさせていただいた。書いて、書いて、書きまくる必要がある。その中で物事を考えるということだろう。

ただ、民報の作成や読者ニュースの作成ができていないのは、大きな問題だ。自分や共産党の活動の仕方をもう一度見直さないと、忙しさの中に埋没して、住民との対話や住民への働きかけが弱くなる。
新しい年は、自分が挑戦する課題を鮮明にして、新たな努力を強める必要がある。世の中をよりよい方向に変えるためには、文書作成に埋没しているだけでは変化は起こらない。集団で仕事を組み立てていく仕組みをどうつくるかにある。
ただし、言っている集団とは、すべてボランティアなので、賃金で組織されている集団のようには行かない。ボランティア組織の仕事は、賃金労働者の仕事と同じではない。働く側面は賃金労働と同じように存在するが、ボランティアの活動は、楽しく、明るく、自覚的に、しかも面白くというものであり、すべてに渡って遊びの要素が必要になる。真剣な中に笑いあり、笑顔で力を合わせるところにボランティアの良さがある。

日本共産党の活動も同じ。集まってくる人はみんな手弁当で、自分の懐からお金を持ち出して活動している。そこには楽しさや面白さが必要になる。日本共産党の活動は、厳しい階級闘争という側面を深く大きく持っているが、求められているのは楽しさだろう。楽しく元気に面白く、かつ真剣に。そういう組織活動を組み立てたい。しかめっ面と歯を食いしばるだけではだめ。厳しい職場での仕事のあとで、さらに厳しい活動があるというのでは、長く元気に活動することにはならない。趣味も特技も全部生かして、笑いながら世の中を変える。そういう活動を目指したい。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

雑感

Posted by 東芝 弘明