祭りは無事終了。

未分類

今日は、無事4時に起き「赤旗」を読みながら準備をして、5時50分の集合時間に間に合うことができた。
中佐野集会所に集合すると朝食をとる。おにぎりと味噌汁とおでんが、お祭りの時の朝食の定番だ。朝からビールで乾杯し食事をとるが、朝の5時からビールを飲むようなことは、この祭りの時だけだ。
ぼくが、生活している地域は、真和自治区という。この地域は、紀ノ川から広域農道のところまでかなり南北に細長い。在所ごとにおもてなしの用意がなされていて、おもちを載せた御輿が来るのを待ってくれている。
そのたびにおつまみやらお酒やらをよばれて、みこしを担いでワッショイワッショイと気勢を上げる。お囃子は、「伊勢音頭」というもの。
広浦地域から上佐野、上松西(緑が丘、住吉)、上松東、折居、中佐野とまわって、大和街道を宝来山神社に向けて歩いていく。
松下精肉店のところでは、コロッケがふるまわれる。このコロッケがおいしい。
笠田駅から西側の駅前通を下りてくるとモータース屋さんと散髪屋さんのある4つ角がある。散髪屋さんの向かい側がお肉屋さんだ。
(このコロッケは、一度食べて損はない。うえすとこーすとのロールケーキとこのお肉屋さんのコロッケ。お立ち寄りの際には、どうぞよろしく)
真和自治区は昨年の当番区だったので、おもちの奉納は最後尾だった。儀式の間中、話を聞きつつ、上遷宮のときの寄付目録を数人で読んでいた。
あと6年もすればまた上遷宮がまわってくる。御影石は削られてもう一度寄付目録が作り直される。
11時少し前から中佐野集会所でご苦労さん会の昼食がおこなわれた。今年は、12時になる頃、席を外して折居の人たちと一緒に車に乗せてもらって帰ってきた。
曇り空だったけれど、雨が降らなくて幸いだった。昼からのお稚児さんも雨に遭うことがなかったので、よかったと思う。
自宅に戻ってから、映画「ペーパームーン」を見ながら眠ってしまった。
1時間30分ほどして、目が覚めて、横になったままもう一度最初から映画を見直した。
1973年作の白黒映画。赤色のフィルターをかぶせることによって、コントラストを際だたせ、ほとんどの映像を広角カメラで撮影しているので、手前の映像から奥の映像まですべてに焦点が合っている作品づくりがなされている。
この映画を初めて見たのは、27歳ぐらいの時だった。1987年頃だ。うーん20年前になる。ライアン・オニール(モーゼ)とテイタム・オニール(アディ)の実の親子の共演が見事に決まっている。2人の会話が面白い。
9歳のアディの機転の良さに溜飲が下がる。9歳の娘にやり込められても、モーゼは決してこの娘に暴力はふるわない。テーブルを叩いても、防止を地面に投げつけても、たばこをいらついてにじり消しても。
なんだか、自分の娘が映画の中でセリフを言っているみたいな感じだ。わが家の娘も9歳になろうとしている。なかなかこましゃくれている。モーゼと9歳のアディの会話は、コントのように面白い。
映画は、アディのお母さんが死んで葬儀をしているところに、モーゼが車でやってくるところから始まる。時代は1930年代。世界恐慌のまっただなか。モーゼは、アディの母親の古い男友達という間柄。
アディの親戚のおばさんのところまで送っていくことになったモーゼ。
次は、知り合ってまもなくカフェでホットドッグを食べているシーンのやり取り。
「パパじゃないの?」
「違うよ。パパじゃない」
「ママとバーで会ったでしょ?」
「バーであったからと行って子どもができるとは限らない」
「そうなの?」
「そりゃそういうこともあるが」
「パパじゃないの?。パパでしょ。あごが似てるわ」
「あごが似てるからだと。女がカエルに似ているからといって、その女がカエルの親戚とは限らないだろ」
2人が親子だったらいいのに。そんな風に2人の後ろ姿を見送って映画は終わった。
ペーパー・ムーン スペシャル・コレクターズ・エディション

¥1,350
Amazon.co.jp
夕方から決算委員会の準備。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

未分類

Posted by 東芝 弘明