今日も予算質疑の準備

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夜9時まで事務所で質疑の準備をしたが、ようやく衛生費に入ったところだ。自宅に戻ってさらに準備をしよう。3日間缶詰状態で準備をしてきたが、なかなかはかどらない。
準備の仕方は、昨年の予算書と比較し、昨年の書き込みを参考にして、文献にあたったり、ネットで検索したりして質問事項を書き込んでいくというやり方をしている。
地方交付税に対する財源措置がおこなわれたので、交付税関係の文献を読む。社会福祉法について調べ直す。予算説明資料を見る。福祉の論文を読む。自立支援法について資料を引っ張ってくる。歳入と歳出を見比べ、歳入の予算が歳出にどう現れているか見る。昨年の予算と今年の予算を比較して、予算の増減を書き込み、その中で大幅な減額とか増額を発見して、どうしてか考え、質問を組み立てる。
前から思っていたことを質疑の中で問うために、質問を組み立てて書き込む。
延々とこんな作業をしている。
こういう積み重ねによって、次第に予算の姿が浮き彫りになって来る。
骨の折れる作業だし、目がしょぼしょぼしてきたり、いらついたりして、そのたびに気分転換をしながら作業を続ける。
根をつめるというのはこういうことだろう。
宮崎駿さんの大先輩であった大塚康生さんの話を鈴木敏夫さんの「ジブリ汗まみれ」で聞いた。30分番組のために書いた絵が6000枚。こういうことを続けていると寝る間がなくなってしまうと言っていたが、アニメーションは、延々と缶詰のようになって、絵を描くという作業になる。ぼくが、ここんところ3日間やっていることをそれこそ、1年以上おこなったりするのだ。
プロのアニメーターが必死で絵を描いて、一週間で描けるのが150枚だという。「崖の上のポニョ」の場合、これでわずか5秒絵が動く。
人間の集中力はどれぐらいもつのだろうか。宮崎さんは、ハウルの後半年間ほど、瀬戸内海の海に面したところで静養したと言っていたが、毎日毎日必死で絵を描くということをしたら、そんな風になっちゃうよね。ほんと。
こんなことを書いていないで、帰ってもう少しがんばろう。


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Posted by 東芝 弘明