鍋谷峠トンネルの視察

出来事

午前中、総務産業常任委員会があり、工事中の国道480号府県間トンネル(鍋谷峠トンネル)の現地視察に行った。トンネルの開通は、再来年の年度末になる見込みだという話だった。現在掘り進められているのは、和歌山側から2.657キロ地点までだった。府県間トンネルの延長は3.7キロメートル。1日に5~6メートル程度掘り進むのだという。
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午後から一般質問用の資料作成のために資料の読み込みを行った。3時に伊都振興局に行き、2人の県職員から新規就農支援について和歌山県の取り組みの説明を聞かせていただいた。農業のこの分野の施策にしても、田舎暮らし推進の施策にしても、実によく考えられた仕組みを和歌山県は構築していると思う。市町村の取り組みは、県の考え方から見ても立ち遅れているように感じる。

広域行政である県の努力だけでは、きめの細かい事業展開はできない。最終的には、住民と接している市町村の出番になる。このときに県と市町村がよく連携して事業を推進していけば、もっとうまく行くと思われる。そのためには市町村側の努力が必要になる。市町村の要所要所に専門的な資格をもった職員の配置が必要だと感じる。専門職の配置が、自治体の行政水準の質を決めるようなところがある。小さい自治体が、専門職を確保すると自由度が少なくなるように見えるけれど、そうではないと思う。
和歌山県は、農業関係に従事する職員を一貫して確保してきた。今日話を聞いていると、そういう職員も何年間かは、全く畑違いの部門に一般の職員として配置されるのだという。その時は、自分の専門的な技能や知識は生かされないが、この期間を通じて行政の全体的な姿や他の分野における仕事の進め方を学ぶのだという。それが専門的な分野に戻ってきたときに役に立つのだという。

夕方から一般質問用の資料作成。今日は遅くまでこれにかかるつもり。


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Posted by 東芝 弘明