笠田公民館のソフトボール大会

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早朝配達中に渋田地域でヤマハメイトがパンクしたので、自宅に戻り車に乗り換えて配達を継続した。単車で配るよりも時間がかかる。
高田方面から移りに行き、窪・萩原にまわって配達するのにかなりの時間がかかった。
8時から笠田中学校で、公民館主催のソフトボール大会があるので、参加者兼来賓として出席する予定になっていた。しかし、時間がかかりすぎて間に合わなくなってきた。焦って車を運転するがどうにもならない。配達を終了したのが8時10分、会長に到着したのが8時20分だった。
開会式はすでに終了していた。
ぼくが所属する真和自治区のチームは、南西のコーナーで西部地域のチームと対戦するようになっていた。走っていくと、ちょうど一列に並び向き合ってお互いに礼をするところだった。
試合にはかろうじて間に合った。
結局、ソフトボール大会は、2勝したあと1引き分けとなった。引き分けたチームは、笠田中のチームだった。勝ったところが決勝戦に進出できる。引き分け試合だったので、9人でくじ引きをおこない、5対4でかろうじて決勝戦進出の切符を手に入れた。
決勝戦は笠田東Aチーム。結果は2対0で負け準優勝となった。
1時過ぎに試合が終了したので、地域の中にあるみよし食堂に行って昼食ご苦労さん会となった。
ビールを何杯か飲んで酔っぱらってしまった。何年たってもお酒には弱い。
一度酔っぱらうとなかなか酔いが覚めない。
準優勝するのに4試合を戦ったのでみんなさわやかに疲れていた。
笠田中学校の姿は、ぼくたちが卒業した頃とほとんど変わっていない。ぼくたちが入学したときは、築10年程度の比較的新しい学校だったが、それから30年以上が経過している。
かつらぎ町は、大規模改修をまったくおこなわず、外壁のメンテナンスもおこなってこなかった。その結果、いくつもの学校が同時に老朽化するという深刻な現実に直面している。
統廃合はやむを得ないということになっているが、老朽化を理由にするのは本末転倒で、まったく教育行政側の無責任な態度が根底に横たわっている。そういわざるをえない。
老朽化していく施設に対し、メンテナンスのための貯金をまったくしないで、老朽化すれば全面的な立て替えをおこなえばいいというのがかつらぎ町がとってきた方針だ。
ここには、施設が減価償却していくので維持更新のためにお金を貯金しようという発想がない。
ソフトボールの合間に、目の前に見える校舎を見ながらこういうことを考えていた。
目の前に提起されている学校統廃合の課題に、住民は答えを出していかなければならない。
最優先して建て替える学校と、仮設校舎を建てて安全を確保して数年間をしのがなければならない学校が出てくるだろう。耐震調査をし、安全が確保できないという結果が出たら、「建て替えるまでそのままにしておきましょう」ということにはならない学校が出てくる。
悩みは深く、現実は重い。


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Posted by 東芝 弘明