Macの専用ソフトは賢い

雑感

日をまたいでブログを書いているので、市議選の訴えはblog上でできなくなったので他のことを書いておきたい。
Pagesの新機能である縦書きは、ぼくが思っていた以上に仕上がっていて、完全な縦書きにも対応しているし、縦中横にも対応していた。解説していた記事でこのことを知った。ここまで完成度が高いのであれば、文書作成の際にwordを活用することがほぼ無くなってしまう。残された違いは、差し込み印刷かもしれないが、こっちの方は年賀状ソフトがあれば、かゆいところに手の届くものができるので、wordは必要ないかもしれない。最近は、作りやすいPagesで文書を作成して、わざわざMS明朝のフォントに変換して、wordに書き出すということをしている。wordを使うと、どうも馴れていないこともあって、Pagesのように表と文書を組み合わせるのが上手にできない。

Pagesは難しくない。極めて簡単な操作方法で文書を作成できる。あとできないのは袋文字だろう。袋文字は、InDesignやillustratorで作成したものを画像として取り込んで(といってもコピー&ペーストでできる)配置すればいい。配置の方法もワンタッチでライン上の配置、文字の回り込み、自由配置などを選択できる。

Macは、本体は高いが無料のソフトを使えるようになっている。表計算のNumbersは、ワークシートを部品のように自由に配置できるし、その部品同士を一つのワークシート上の表と同じように集計上簡単に連結することができる。細かい表の集計を大きな表の下に作成して、合計欄だけ別の形の表に組み替えてコピーし、他のシートにペーストすれば、自動集計表が簡単に出来上がる。細かい日報の集計表を作り、データを入力すれば、別のシートで自動計算された集計表を完成できるというような使い方をしている。データベースの差し込み表示機能のようなものだ。グラフも同じ。表の下にグラフを作成し、表から切り離して別のシートにグラフを表示して、綺麗なグラフのPageを作ることも可能だ。この作り方をすれば、表とグラフのリンクが切れることはない。

ワークシートを部品のように一枚の紙の上に自由に配置できるので、独立したワークシートごとのセルの並び替えや抽出も簡単にできる。命令文なしに検索や並び替えが簡単にできるので簡易なデータベースの役割を十分に果たせる。Excelでは、慎重に操作しなければ、変なことになるが、独立したワークシートなので、Numbersではさまざまなことが簡単に実行できてしまう。基本的な計算式の入力もExcelよりも簡単にできる。

ワークシートが部品のように自由に配置できるとワークシートのマス目を細かく設定して、結合を活用しながら見栄えのいい表を作るというようなことは必要なくなる。マス目を広げても狭くしても、その下の表を別のワークシートにすれば、縦の列の幅が変わっても、行の幅が変わっても、表全体には何の影響も与えない。これは、Excelではどうしてもできない。1枚のワークシートに表を作るExcelと独立したワークシートを自由に配置できるNumbersの根本的な考え方の違いがここにある。たくさんのワークシートを配置して作ったNumbersの資料をExcelに書き出すと、一つ一つのワークシートが別々のシートに分割されて書き出される。一枚のPageに10個のワークシートがあれば、10枚の別シートに表が分離される。

もちろん、Excelの方が扱いやすいものはある。しかし、Excelよりも綺麗に簡単に美しい表ができるので、作っていて楽しい。


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雑感

Posted by 東芝 弘明