イメージと構造を明らかに

雑感

昨日が7人、今日が2人一般質問が終わったので、2日間にわたった一般質問が全て終了した。他の議員の一般質問を聴きながら、質問の設定の仕方を考えていた。

ぼくの質問は、どういう提案を行うのかを通告段階で鮮明にするので、町当局は何をテーマにして、どういう提案が行われるのは最初から理解している。どんな質問が、どこに飛んでくるのか、質問を受ける側は、あらかじめ理解している。

質問がどこに進んでいくのかはっきりしないと、持ち時間である1時間は長すぎる。イメージと構造が大切なのかも知れない。議員の質問を通じて、聞き手の側にイメージが構成され、テーマにしている問題が立体的、構造的に明らかになるとどこをどう変える必要があるのか、これが見えてくる。

こういう具合に質問を組み立て、提案しながら迫っていく。こうして一緒に同じ時間を共有して質問した問題を考えられるようになる。自分の質問が聞き手にきちんと伝わっているのか。これが大切だろう。

議員の質問を聞いていると、テーマ自体が爆然としていて、何を質問で明らかにしたいのか、鮮明になっていないものがあった。質問者が明確に求めていないものに対し、いい答えが返ってくることはないだろう。

伝わる、伝えることに成功してはじめて質問は成り立つ。答弁は千差万別だが、まず質問者の言いたいことが聞き手に伝わっていないと質問は成功しない。聞き手に伝えるという点で成功しているかどうか。このことを考え直すことは、大事だと思われる。


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雑感

Posted by 東芝 弘明