紀ノ川の内水対策

未分類

台風12号の影響で、紀ノ川は恐ろしいほどの勢いで流れている。雨は、雨量としては少ないが、ほぼ一日中降り続いた。旧大門口橋の橋脚は、ほとんど増水した水につかっていた。ものすごい勢いで川が流れているので、橋そのものが流されそうに思って、渡るのが怖かった。
紀ノ川の水量が膨大なものになると、水位が高くなる。川の両側に築かれた堤防があるので、反乱しないで下流に水をものすごいスピードで流していく。しかし、水位が上がると紀ノ川に流れ込んでいる各河川よりも高くなって、堤防の内側に水が流れ込んでくる。そうなると大規模な水害が発生するので、紀ノ川に流れ込んでいる河川のところには、樋門が設置されている。紀ノ川の水位が高くなると、この樋門を閉めて、紀ノ川の水の逆流を食い止めるようになっている。
ただし、樋門を閉めると、今度は内水が溢れるという問題が起こる。かつらぎ町は、内水対策のために内水をポンプで紀ノ川に汲み出す作業を行っている。
消防団員の方々は、昨夜から内水対策のために紀ノ川にある各地の樋門の所に集まって、徹夜で内水を紀ノ川にポンプで汲み出す作業を行っている。この作業は、昨日から行われ、今日1日続けられた。今夜も徹夜でこの作業が行われる。
それでも河川の内水が溢れ、床上浸水などの被害も出た。
桜谷川のところが深刻だ。ぼくの住んでいる藤谷川もほぼ満水の状態が続いている。汲み出すポンプが小さいので、浸水を防ぎきれない状態にある。内水対策は、まさに待ったなしの状態になっている。
毎秒1トンぐらい汲み出すことのできるポンプが必要だ。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

未分類

Posted by 東芝 弘明