賃上げと自由な時間

雑感

日本社会に今、本当に必要なのは、賃上げと自由な時間ではないだろうか。一日24時間の中でどれだけ自由な時間をもてるのかということと、休日をきちんと取ることができることが、社会全体で保障されないと日本社会はこれから先に進めないのではないだろうか。豊かであるべきはずの学校現場の労働時間が長くなり、教員が自由に生きられる範囲が狭まって、教員の視野が現場の事務作業に張り付くようになっている。多忙課による視野狭窄。これが教育の発展にとって、最大の障害になっている。

教師に自由が保障され、休暇が保障されないと教員が豊かになれない。教育委員会が考えなければならないのは、この問題だろう。教育委員会が大量の指示と大量のメニューを学校に押しつけて、最終的に犠牲になるのは教職員と子どもたちだ。

こういうことが、日本全体に存在している。

人ごとではない。自分自身も同じような状況にある。

昨日のある会議で、感情的になった人が、ぼくに意見を求めてきた。会議の座長だったので答えたが、僕も感情的に返してしまった。会議運営上、これは一番してはならない行為だった。修行が足りないということになると思うが、すぐに反応しないということ、自分に向けられた意見であっても会議の中に返すという対応をとるようにしないといけない。感情のある問題なので、心してかからないと改善は図れない。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 和歌山県情報へにほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へにほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへブログランキング・にほんブログ村へ

雑感

Posted by 東芝 弘明