質問の調査、下水の特別委員会 2005年9月20日(火)

出来事

朝から一般質問の準備をかねて産業観光課を訪れた。かつらぎ町の観光農園(フルーツ狩り)は、桃、ブドウ、柿、ミカン、リンゴ、栗、梨、イチゴ等多彩だ。役場への問い合わせも多い。最近は「るるぶ」にも掲載されたので、「るるぶ」のサイトを見た人や雑誌を見た人からの電話もあるそうだ。
昨年1年間で観光農園に来たお客さんは、約16500人。観光農園に取り組んでいる農家の方々は、観光農園だけで生産した果物を全部販売してしまうという。
国道480号線の物産販売店やお店も増えて、渋田の信号から志賀のトンネル工事の当たりまでで18軒のお店が存在している。
ぼくが20歳代の前半頃から道路の拡張工事は始まっていた。梨の木トンネルの開通と志賀地域の道路拡張が完成すれば、高野山に登る車の流れは大きく変化する。四郷の府県間トンネルが開通すると、大阪から高野山へのルートも480号線がメインルートとなることは間違いないことのように見える。
かつらぎ町が農業を一つの軸にして活性化を図り、後継者の育成や子どもの人口の増大を視野に入れた取り組みを展開できる土壌はできつつあるように見える。一方で農業の高齢化と衰退も進行しているので、いま発展の芽になりつつある事業から教訓を学んで広げていくことが非常に大事になっているように思う。
自治体は、認定農業者や農協に出荷している人だけに対象を狭めないで、もっと幅広く農業に関わりのある人全てを対象に地域振興策を組み立て、コーディネートの役割を果たす必要がある。
ポイントは、どのようにして農家の所得を引き上げるのか、どのようにしてかつらぎ町に来てもらって農産物を買ってもらえるようにするのか、どのようにして、農産物とともにかつらぎ町のイメージを販売するのかだと思う。都市と農村との交流も極めて大事になっている。この交流も都市部にかつらぎ町の農産物を販売してかつらぎ町の収益を上げるという方向での取り組みを強化することだと思う。
12時頃まで、話を聞き、インターネットで八尾市を取材した。
午後は下水道対策特別委員会があった。
下水の接続は遅々として進まない。ここにも高齢化と所得の低さが横たわっている。
委員会が終わってからやすらぎ対策課長と介護保険の質問のことで話し合った。
今日も含めて一般質問の準備に集中しなければならない。


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出来事

Posted by 東芝 弘明