講演依頼 2006年6月21日(水)
アメリカのワシントン州で生活していた同級生の女性にPTAが主催する教育講演会の講師を依頼した。
快諾してもらった。
アメリカと日本の違いを話してもらったが、文化の違い、考え方の違いに驚くことが多かった。
アメリカには塾が存在しない。
大学入試は日本と大きく違う。
高校3年生の最後におこなわれる数年間の総合評価によって、アメリカのランク分けされた大学群を受験する資格を持てるようになるということだった。
大学受験の際のテストは、それほど難しいものではないらしい。
社会人が学びたいと思ったときに、入れる学校もあるらしい。それは、コミュニティーカレッジと呼ばれている。一定の学力に到達していない場合は、コミュニティーカレッジの一つ前の学校に行き、学習を積み重ねれば、コミュニティーカレッジに進めるという。
コミュニティーカレッジそのものは、日本の短大あたる。ここを卒業すれば、大学の3年生に編入できるという。
学ぶ決意をすれば、道は用意されているということだ。
柔軟なシステムではなかろうか。
日本社会のさまざまな制度設計もこうあればいいのにと思う。
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